【初心者向け】仮想通貨のエコシステムとは?
そもそもエコシステムってなに?
「エコシステム」はもともと生態系を意味する英単語。
しかし、最近ではビジネス用語として使われていることが多いですよね。
ビジネス用語としての「エコシステム」は、
経済的な依存関係や協調関係、または強者を頂点とする新たな成長分野でのピラミッド型の産業構造といった、新規な産業体系を構成しつつある発展途上の分野での企業間の連携関係全体(wikiより)
という意味で使われているようです。また次のような意見があるように、
>iPhoneには、Apple WatchやAir Podのように、ハードとソフトが垂直統合されている中でのエコシステムの気持ちよさがあり
ここなんだよなー。。もう生活が侵食されてるから今更乗り換えるのもな…。Pixel3を使ってみた感想を書いてみる|けんすう @kensuu|note(ノート) https://t.co/SEUZvZHntj
— (@kasumiYoshinari) 2018年10月26日
ITベンダーがよく使うエコシステム(生態系)の比ゆは実に言い得て妙。自然界のエコシステムは甘っちょろいものではない。プレデター(捕食者)がうようよいる世界で、その頂点には常に食う側のトッププレデターがいる。ITのエコシステムのトッププレデターはもちろんアップルやグーグル、アマゾン…。
— 木村岳史(東葛人) (@toukatsujin) 2018年1月8日
といったことからわかるように、ビジネスにおいてエコシステムを意識することは欠かせないこととなっています。
あと、ちょっと恐い話ですが、こんなところにもエコシステムの仕組みが働いているようですよ。。。
知られざるソマリア海賊のエコシステム。分け前はひとり3万~7万5千ドルだが、さまざまに天引きされ、高い買い物のツケを払わされる仕組みに。へえ。/ソマリア沖の海賊に群がる「海賊ビジネス」とは? http://t.co/nlR0pCd7m5
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2013年11月6日
これは大変なことになっていますね。。。
ブロックチェーンが支えるエコシステム
一方で、従来のエコシステムにはデータの漏えいや改ざんのリスクがあることや、高齢化や人口減少といった問題から手間やコストを削減をしていかなければならないといった課題があります。
そのため、すでに様々な業界で上記のような課題をブロックチェーンによって解決していこうとする計画が進んでいます。
例えば、金融業界がこれまで担ってきた仕事の多くがブロックチェーンに置き換わっていくことはよく言われることですが、金融以外の業界でも次のような使われ方が考えられています。
OpenWorldにて、アプリケーションの発表があったブロックチェーン。今後、ますます普及が期待されます。
【特集記事】非金融用途でも導入が進むブロックチェーンサービスができる6つのこと https://t.co/oH2N5ejn2j pic.twitter.com/MNKCy7OySU— Oracle Japan/日本オラクル (@Oracle_Japan) 2018年11月8日
このようなブロックチェーンを利用したエコシステムづくりは、わたしたちの普段の生活にも大きな影響を及ぼすことが考えられます。
「ブロックチェーンは社会に破壊的なイノベーションを引き起こす」
といわれることがよくありますが、いろいろな可能性を知ると「確かにそうかも!」と思わされますよね。
今後のエコシステムはどうなっていくの?
アメリカを拠点とする大手の仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)のCEOであるBrian Armstrong氏はこちらの記事のなかで
「暗号化通信エコシステムの人口は、今後5年間で4,000万人から10億人に増加するだろう」
と発言しており、ブロックチェーンに支えられたエコシステムがこれから数年のあいだに急速に広がっていくことを予想しています。
このような予想は同時に仮想通貨の利用が浸透していくことを意味していますよね。
遠くない未来、このようなトークンエコノミーの拡大によって新しいサービスや仕事が生まれ、今では想像もできないような生活をしているかもしれませんね。