MyTokenというアプリはご存知でしょうか?
実はこのアプリ、中国の仮想通貨情報アプリの中でユーザーシェア率No.1のアプリなんです。
ありがたいことに日本語にも対応しています。
MyTokenの公式サイトでは、
仮想通貨投資のエコシステムを創造します
とビジョンを掲げていますが、具体的にはどのようなプロジェクトなのでしょうか?
今回は、中国の仮想通貨を扱っている人たちの間では、既に必須ともいえる存在のMyTokenについてご説明していきたいと思います!
もくじ
▼MyToken(マイトークン/MT)の特徴とは?

・投資に必要な情報を網羅しているアプリ
まずはMyTokenがどんなものかをざっくりと一言でいうと、
「仮想通貨投資に必要な情報が全部入っているアプリ」です。
例えば、
- 各仮想通貨の基礎的情報
- 時価総額ランキング
- 人気の検索ワード情報
- 各仮想通貨の相場情報
- 各取引所のTwitter情報
- 新規上場銘柄の情報
- 新規プロジェクト情報
- 業界の最新ニュース
- ポートフォリオ機能
- ウォレット
- チャート分析
- プロジェクト分析
- コミュニティ機能 etc
このように、MyTokenアプリは、ユーザーが仮想通貨の投資がしやすくなるようなプラットフォームを目指しています。
さらには、データやユーザー⽣成コンテンツ、コミュニティ、システムサービスを統合することで投資家の投資コストを削減していこうと試みています。
・ワンストップアプリの必要性とは?
なぜ、MyTokenアプリのような仮想通貨投資におけるワンストップアプリが必要だと考えたのでしょうか?
その背景には、多種多様な仮想通貨、乱立するプロジェクト、大小様々な規模の取引所、それらにまつわる様々な情報など、仮想通貨を取り巻く混沌とした状況がありました。
そのような現状の中では、ユーザーは、仮想通貨市場に参入しようと思ったとしても、どこから情報を得るべきなのか、どの情報が信用できるものなのか、など判断するためにかかる時間や労力といった意思決定にかかるコストが非常に高いといえるでしょう。
また、資産管理の面でも、複数のウォレットや取引所で資産を分散して保有しなければならないといった管理にかかるコストも非常に高くついてしまいます。
このような現状から、社会にブロックチェーンの浸透を促していくためには、先ほど述べたようなユーザーにとって不便な点を改善し、仮想通貨市場により多くの投資家が参入する必要があります。
そのために、MyTokenアプリは、ユーザー側の利便性を高めていくサービスを展開していくことが重要だと考えています。
・MTトークンについて
MTは、MyTokenアプリ内で使用されるトークンです。
用途については以下の通りです。
①広告料
広告主と顧客とのより良いマッチングを目的にMTが使用されます。
広告主はより正確な情報を得られるようになり、ユーザーは不要な広告で注意力を奪われることが無くなるため、両者の利益に繋がります。
②集約的な取引にかかる手数料
MyToken内で数百ある仮想通貨取引所での取引を一元化することで、ユーザーの利便性を高めています。
このときにかかる取引手数料としてMTが使用されます。
③ICOプラットフォームへの参加費
新規プロジェクト立ち上げを目指す開発者と投資家との間にチャネルを作り、効果的に投資が行われる環境づくりがされています。
このときの投資資金にMTが使用されます。
④データサービスの利用料
MyTokenが保持するデータを専門チームに提供し、対価としてMTを用いるシステムを構築することで、必要なデータが必要な場所に行き渡るように開発を継続して行っています。
このときにかかる費用にMTが使用されます。
⑤DAppsストアの利用料
Dappストアを開設して、ブロックチェーンによるアプリの公開ができるように計画されています。
アプリの使用の際にかかる費用にMTが使用されます。
⑥UGCの利用料
MyToken内のコミュニティで、一般ユーザーがコンテンツを独自に生成できるように計画されています。
コンテンツを使用する際にかかる費用にMTが使用されます。
また、MTの総発行枚数は40億枚で、
その内訳は、
- 15%:プロジェクトチームと初期の投資家用の資金
- 45%:アプリケーションの改善や、コミュニティ維持などの資金
- 40%:資金調達用の資金
としています。
▼ロードマップ

ホワイトペーパーでは、以下のようになっています。
- 2017年8⽉MyToken誕生、iOS・Android版開発着手
- 2017年10月Angel Round Fund(中国VC)より出資を受ける
- 2018年2月主要機能公開、中国で最も人気のある仮想通貨情報アプリになる
- 2018年3月トークン配布、広告システムのテスト、資⾦金金調達⽤用トークンシステム構築を予定
- 2018年6月既存の取引所での取引情報データ収集を予定
- 2018年9月分散型ウォレットのテスト、ICO資⾦金金調達データ収集を予定
- 2018年12月Dappストア開設、コミュニティおよびUGC開放を予定
また、プロジェクトの進行の中で、「安全で使いやすい」という国際基準を達成するために、あらゆる機能に最適化と更新をしていくとしています。
▼将来性

ブロックチェーン業界はまだ黎明期といえる状況で、仮想通貨においても玉石混合の情報が溢れています。
そのうえ、ユーザーにとっては、様々な取引所を通して投資をしたりサービスを利用したりするには、判断コストや管理コストといった面で、まだまだ使いやすいとはいえない状況ですよね。
その点、MyTokenアプリは、ユーザー側の視点に立ったサービス展開を目指しているため、今後、より必要とされる日がやってくる可能性があります。
中国での高いシェア率を維持している点も評価のポイントですよね。
実際に使用して判断してみるのもおすすめです。
今後も注目していきたいプロジェクトですね。
▼取扱取引所
Bibox、Huobi、CPDaxなどその他多くの海外取引所で取り扱いされています。