OmiseGO(オミセゴー/OMG)の特徴とは?|シームレスな決済を可能にする金融プラットフォーム

アルトコイン

Omise Holdings Pte. Ltd(以下、Omise)は、2013年に創業した「オンライン決済を誰にでも利用可能にする“Online Payment for Everyone”)」ことを目指している会社です。

創業以来、数々の実績を積み上げており、現在では日本やタイ、シンガポール、インドネシアに拠点を持ち、

2016年にはフォーブス誌で「フィンテックロックのスター」として特集されたり、

2017年には、タイのデジタル経済社会省が主催する国際的なテクノロジーショーケースイベントでDigital startup of the year」の表彰を受けたりもしています。

「OmiseGO」は、そのOmiseが、2015年からブロックチェーン研究所を作り研究開発をしているプロジェクト。

あらゆる価値の交換や決済を、国家や組織の違いに縛られず、法定通貨や仮想通貨といった枠組みを超えて、「リアルタイム」で「不可知的」に横断することを可能にする、イーサリアムベースの金融プラットフォームです。

今回は、そんな世界的な金融サービスの雄ともいえるOmiseが進めるOmiseGOについて、プロジェクトの背景トークンの特徴将来性などについてご説明していきたいと思います。

ピアツーピア (P2P):コンピュータ同士の連携とか通信のやり方の種類を表す用語のひと連携や通信をする際、コンピュータ同士に役割の違いや上下関係がなく、すべてのコンピュータが対等な状態でやり取りするようになっている方法のこと。参照リンク

OmiseGO(オミセゴー/OMG)の特徴

基礎情報

背景 –解決するべき2つの課題-

高い経済成長率を誇る東南アジアに、世界経済の中心がシフトしていくともいわれているなか、Omiseは、人々がより良く財産を管理し交換するための、解決するべき2つの課題を挙げています。

(1)金融システムの課題 -分断化されたeウォレット-

銀行などの金融システムは個別の使用を持っていて、通貨などの資産は、複雑で閉じられた環境下にあります。

また、その資産を移そうとする場合においても、複数の仲介者間でのやり取りによって、次に挙げるような様々なコストが掛かっています。

  • 時間:現状では資産の移転や決済に数日かかってしまう
  • 手数料複数の中間業者に手数料を支払う必要がある
  • 透明性資産の 取引状況や所有者を知るのが一般的に難しい
  • セキュリティ現行のシステムの複雑さによって詐欺や二重支払を防ぐことが難しい
  • 決済取引を白紙に戻せるかどうかは当事者間の要件よりも送金メカニズムが優先されてしまう

(2)格差の課題 -決済サービスへのアクセス-

現在、東南アジアでは、全人口の73%を占める人々(43,800万人)が、銀行口座やクレジットカードといった金融サービスを利用することができていません。

そのような人々は、価値の交換をするための方法が制限されていることで、機会の損失や高いコストを支払わなければならないという課題を抱えています。

また、口座を持つことができる残りの27%の人々においても、先ほど挙げた金融システムの課題がありながらも、単に今まではそれがベストな選択肢であった、という理由で受け入れている状況です。

■目的

Omiseは、この2つの課題を解決することを主な目的に、決済インフラ(OmiseGOブロックチェーン)の構築することで、さまざまな通貨やポイントといった価値の種類の違いを超えて、価値の移動をシームレスに行うことができる社会を目指しています。

また、このOmiseGOブロックチェーンには、次の機能が実装されています。

  • 分散型取引所(DEX
  • OmiseGOウォレット
  • ホワイトラベルウォレットSDK
  • OMGトークン

■4つの機能

(1)分散型取引所(DEX

ブロックチェーン上で取引や資産移動などを管理するため、セキュリティ面のメリットが大きい分散型取引所(DEX

しかし、Omiseが開発しているDEX以外にも、すでに様々なDEXが存在していますが、全体として利用者が少なく、流動性が低いことがデメリットです。

そのため、現在はOmiseGO取引所という集権型取引所CEX を運営しており、これを将来的にOmiseGODEX(分散型取引所)統合する予定をしています。

取引所には2種類ある!「DEX(分散型取引所)」と「CEX(集権型取引所)」を簡単解説

(2)OmiseGOウォレット

OmiseGOウォレットとは、OmiseGOブロックチェーン上にあるeウォレットのことで、OMGトークンだけでなく、ERC20で開発された仮想通貨を管理することができます。

(3)ホワイトラベルウォレットSDK

ホワイトラベルウォレットSDKは、簡単に独自のウォレットを無料で作成することができる仕組みです。

そのため、誰でも自由に、自社ウォレットとして顧客へ決済サービスを提供できるようになります。

(4)OMGトークン

OMGトークンは通貨として利用できるのはもちろんですが、OmiseGOはPoSによって維持されているため、一定量以上のOMGトークンを保有することで、トークンが分配される仕組みになっています。

 

仮想通貨のPoWとPoSをかんたん解説!

開発状況

OmiseGOの最新ロードマップは、2018年5月9日に発表されたもので、こちらのリンクから確認することができます。

ロードマップ図

毎月、何かしらの重要なハイライトが実行されていることから、開発スピードの速さを伺い知ることができます。

また、OmiseGOチームは、ユーザーとのコミュニケーションを大切にしていて、

 

 

このように、進捗情報の報告や、ユーザーからの質問改善の提案に対に対する返事を積極的に行うようにしています。

このようなコミュニケーションはMediumで行われているので、気になる方はフォローしておくと良いでしょう。

▼将来性

東南アジアの人口は、現時点でも6億人を超えていて、この数はEU(欧州連合) NAFTA(アメリカ・カナダ・メキシコ)よりも多く、2030には7億人を超える規模になるとされています。(wiki参照)

しかし、人口の73%のほとんどはスマートフォンを持っているにも関わらず、銀行口座やクレジットカードを手にすることができない状況であることから、

新しい価値の交換をする仕組みとして、何かしらのトークンが普及していく可能性は十分に考えられます。

そうしたなか、OmiseGO(オミセゴー)は、少しコミカルなネーミングではありますが、

ライトニングネットワークを産み出したことで知られる、ジョセフ・プーン(Joseph Poon)氏が、ホワイトペーパーの主要な著者となってチームを先導していることや、

技術面のアドバイザーに、イーサリアム創設者のヴィタリク・ブテリン(Vitalik Buterin)氏をはじめとする、

ブロックチェーン業界におけるリーダー的頭脳として知られている人々が積極的に関わっており、万全の体制で開発を進めているように見受けられます。

また、既にタイ政府などの公的機関や、日本でも名の通った様々な大手企業との提携が済んでおり、そのネーミングの印象に対して、プロジェクト自体は盤石の体制で進んでいるといえます。

経済成長の著しい東南アジア圏で、かつ、潜在的な顧客人口が多いことから、様々なプロジェクトが進行中でシェアの奪い合いをしていますが、

Omiseはこれまで積み上げてきた実績と経験によって、社会的信用という強みがあることは大きなポイントの1つとなります。

今後、OmiseGOが東南アジア圏における資産管理や決済といった分野のインフラとなる可能性は十分あるでしょう。

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