Stellar(ステラ/XLM)の特徴とは?|カリスマが作る決済システムにフォーカスしたプラットフォーム

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Stellar(ステラ/XLM)の特徴とは?|カリスマが作る決済システムにフォーカスしたプラットフォーム

Rippleを元にして開発されたStellarという仮想通貨が2014年7月に誕生しました。

Stellar(ステラ)と呼ばれる仮想通貨ですが、正式名称は「Stellar Lumens(ステラ・ルーメンズ)」

初期は通貨単位がSTRと呼ばれていましたが、2015年にXLM(ルーメン)へと改名されました。

この通貨の誕生秘話には、1人の男が関わることによって大きく注目されました。

今回は、仮想通貨の世界において類い稀なその男の経歴と、

彼が手がけたStellarについて詳しく見ていきます。

▼創業者ジェド・マケーレブ氏について

創業者はジェド・マケーレブ氏

同氏は、当時最大手だったビットコイン取引所「Mt.Gox(マウントゴックス)」の創業者であり、

通称 仮想通貨の「カリスマ」とされる人物で、

Stellarの運営に乗り出したことは高い注目を集めました。

ただし、ジェド氏はマウントゴックスの破綻の3年前にStellar事業を売却していますので

通称ゴックス事件とは無関係でマウントゴックスを退職した理由も

ビットコインの弱点に気がつき、新たな仮想通貨の概念が必要だったからだと述べています。

また、同氏は仮想通貨リップル(XRP)共同創業者でもあります。

しかしリップル創業後に、事業の将来性の食い違いから同社を退社して一年後の2014年にStellarを創設します。

Stellarはリップルよりも、よりパーソナルに利用できる様に開発されました。

またStellarを創設時にはアメリカのStripe社から約3億円もの資金調達を行なっています。

アドバイザー役として、

  • StripeのPatrick Collison氏、
  • WordPressの創業者のMatt Mullenweg氏
  • AngelListの創業者のNaval Ravikant氏

など複数の有名なメンバーがアドバイザーになりました。

次々と新しいプロジェクトを開発することができ注目されているのも凄いですね!

 

Stripe社

個人や企業がインターネットを通して料金を受納する方法を提供する企業

企業設立時にはPayPalから1億9,000万ドルの投資を受けたことでも話題になりました。

ジェド・マケーレブ氏のインタビュー

ジェド・マケーレブ氏は、「ほとんどの金融機関はビットコイン(BTC)を使わないだろう」という見解を

2018年12月31日の年の瀬にYahoo!ファイナンスにて報じられています。

そして、

What is Stellar good at?

Stellar is really good at cross border payments and tokenizing value of any type. So if you want a universal payment network, you should probably use Stellar.

ステラは何が得意なの?

Stellarは、クロスボーダー決済とあらゆるタイプの価値のトークン化を得意としています。もし、あなたが普遍的な支払いネットワークを望んでいるのであれば、おそらくステラを使用する必要があります。

と語っています。

また、

Do you think the average person understands what Stellar is, and sees it as distinct from these other projects?

I don’t think they do. We’ve done a pretty poor job of marketing it and telling the world what Stellar is about. I think they have a vague notion that it’s for payments, but I don’t think they know the details and the real power of it. We’re hoping to change that in 2019, but it’s a process.

あなたは一般の人がStellarがどんなものか、また、他のプロジェクトと何が違うかについて理解していていると思いますか?

そうは思いません。私たちはマーケティングを通してStellarが何であるかを世界に伝えるということをあまりしてきませんでした。彼らはそれが支払いのためのものであるという曖昧な概念を持っていると思いますが、私は彼らがそれの詳細と、本当の力を知っているとは思いません。 2019年のうちには理解してほしいと望んでいますが、まだこれからです。

とも考えを述べています。

▼Stellar(ステラ/XLM)の特徴

背景

Stellar目指しているのは人・銀行・決済システムをつなぐプラットフォームです。

信頼性の高い方法かつ迅速な処理で、コストをほとんどかけずに国境を越えて送金・決済を実現することができます。

また用途に応じて「ドル」などの法定通貨、もしくは「ビットコイン」などの仮想通貨と換金することが可能です。

その為に国境を超えての送金時間や手数料が安く利便性が飛躍的に向上し

実需において個人での利用の利便性を高めることが可能となりました。

その為に銀行を持たずにも送金が可能となり、決済も実現できる為に、

発展途上の国で銀行口座がない個人でも利用できる様になります。

 

3つの特徴

1,Stellarの発行上限

Stellarは最初に1,000億枚発行された後、1年ごとに1%ずつ総量が増えていきます

大多数の通貨が、発行上限を設定して市場での流通価値を上がる様になっていますが、

Stellarは発行量を毎年1%ずつ増やすことで市場に回るStellarの量を増やしていき、

より多くの通貨が市場に流通することで、価格の変動リスクが抑えている仕組みをとっています。

Bitcoinをはじめとした仮想通貨の高騰は中国での利用者急増が要因と考えられていますが、

それはStellarの思想とは反しているため、Stellarを利用するためのアカウントを作成するには

Facebookの認証を必要としました。

これによってFacebookの利用が国策で禁じられているため、

中国の介入を防ぎ価格の乱高下を防ぐことができるという仕組みです。

2,独自のプロトコル

Stellarは独自のプロトコルSCP(Stellar Consensus Protocol)を採用しています。

Rippleの技術をもとに開発されたため、リリース当初の基礎的な仕組みは同じでしたが

Rippleの認証方式は、承認者たちの80%以上が合意した場合にブロックが承認され、

分散型台帳に記録が書き込まれ取引が行われます。

80%以上の合意が得られない場合にはチェーンが分岐してコインが分裂しまうという

致命的なリスクが発生します。

この問題点を改善するため、新たなプログラムが必要になり独自のプロトコルを実装しました。

SCPはチェーン分岐のリスクを抑え、80%以上の合意が得られなくても、承認されるような仕組みです。

SCPはセキュリティやスケーラビリティのリスクを回避し、個人でも安定して利用可能にすることを可能にしています。

3,rippleとの大きな違い

StellarとRippleは、システム面では似ているとことがありますが、利用目的が大きく異なります。

Rippleは世界の大手金融機関などの法人利用を目的としており、

各国の提携銀行のネットワークとシステム接続し、送金処理の簡素化・迅速化を実施しています。

それに対してStellarは個人利用を目的としており

個人利用の小額での決済・送金にフォーカスし、決済速度はRippleよりも早い処理が可能です。

Stellarの送金手数料については約0.00001XLM程度なので、ほぼ無料です。

ですので、海外のサイトで買い物したり、金融機関や国をまたいでの

送金などが簡単にできるようになります。

[XLM→ビットコイン→円]の様に低コストで換金することが可能ですし、

海外送金用のブリッジとして利用することも可能です。

ですので、実用的に普及すると中国以外で(Facebookアカウントが必要な為)

他国に送金して、Stellar決済または現地通貨で決済するといったことが可能になるので、

銀行の口座が必要なく、スマホ一個で全て完結する様なことになります。

開発状況

大手企業との提携

Stellarはコンピューターのシステムなどを開発してきたIBM社

通貨交換サービスを提供するKlickEx社と提携し、

金融機関が決済時間を短縮し、国境を超えたボーダーレスな支払いのプロセスに取り組む、

新たなプロジェクトを発表しました。

IBMは、ブロックチェーンを基礎とするStellarを利用し、国際間取引の障害を緩和できると考えています。

これにより金融機関や消費者が、高い手数料、処理の遅れ、取引のエラーなど

現在の国際間の決済システムにおける非効率性や不満を解消することを目的としています。

また、フランスに本社を置く送金業社のTEMPO社は、Stellarのプラットフォームを採用しました

これによりヨーロッパから世界中へ、低い手数料での送金を可能になり

利用者は公共料金、保険金などのサービスに対して、国境を越えた支払いが可能で、

将来的には、1500億ドル規模の送金が見込まれています。

この様にStellarは様々な企業ベースに利用可能へ向けて実現的なプロジェクトが進んでいます。

他の通貨と違い、システムのアップデート作業が2019年時点で発表されていないことで、

すでにシステムが構築され実社会へ普及するためのテストが始まっています。

分散型取引所(DEX)Stellarportとは?

仮想通貨では2017年後半から分散型取引所(DEX)への構想と進行を進めてきました。

そして2018年2月16日にStellarが分散型取引所(DEX)のStellarportをリリースを発表しました。

Stellarportでは、利用するユーザーが資産を必要に応じて交換できる様になり、

従来型の売買する取引所を経由せず、取引が可能となりました。

またStellarportはMyEtherWalletのプラットフォームでプログラムされたトークン管理場所とは違い

ユーザーのリストを保有している分散型取引所です。

これにより出来高や流動性などの中央集権的な取引所のメリットセキュリティや費用対効果などの分散型の取引所のメリット

組み合わせたハイブリッドな取引所が生まれました。

取引所リンクはコチラ : https://stellarport.io/home

 

このようにStellarは発展途上の国へおいても普及していく可能性が十分にあり

先進国においても優れた決済を実現できることから次世代の個人利用決済システムとしてのポテンシャルがあります。

仮想通貨におけるデメリットの一つに価格の安定性の問題がありますが、

この辺りも実際に解消できるであろう手段をとって、堅実的に開発が進められているので、

さすがジェド・マケーレブ氏が手がけている仮想通貨ですね!

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