【仮想通貨取引所】Binance(バイナンス)の特徴
はじめに
取引所とは、通貨を<売りたい人>と<買いたい人>をマッチングする場所のことです。
たとえば、「(日本円やドルといった)法定通貨と仮想通貨」や「仮想通貨と仮想通貨」を交換したいときに、その相手を自分で探すとなると手間も時間も掛かりますよね。
そのため、通貨を交換したい人たちがひとつの場所に集まってマッチングがしやすい環境を整えて提供しているのが取引所です。
そして、もしそこに集まった人たちの間で通貨を交換した際には、仲介代として手数料が発生するという仕組みです。
一方で、取引所は国内にも海外にもたくさんあるため、何を基準に選べばいいのかわからないということがあると思います。
まずは、ご自身が取引をする取引所を判断するポイントを押さえておきましょう。
取引所を選ぶポイント

- 手数料はいくらなのか
- 取り扱っている通貨が豊富かどうか
- セキュリティ対策はどうなのか
取引をする際には、サービスが使いやすいかどうか、というのももちろん大切ですが、上記のポイントも踏まえて納得できる取引所を選ぶようにしましょう。
また、販売所と取引所の違いについても把握しておきましょう。
▼Binance(バイナンス)の特徴
Binanceは、2017年に設立された中国発の世界最大級の仮想通貨取引所で、現在は中国の規制強化のためマルタへと拠点を移しています。
設立からわずか半年で取引高が世界一になるなど、もの凄いスピードでその地位を獲得しましたが、それはマーケティングの力だけではなく充実したサポート体制の影響も大きいといえます。
では、Binanceは先ほどのポイントに照らし合わせるとどうなっているのか確認していきましょう!
手数料



Binanceの取引手数料は0.1%が基本です。
また、手数料の支払いにBinanceの独自トークンであるBNBを使用することで、口座解説をした初年度は通常の50%OFFの0.05%になります。
年々この割引は少なくなるものの、このサービスは4年間継続します。
なお、手数料の割引割合は以下の通りになります。
- 初年度:50% OFF
- 2年目:25% OFF
- 3年目:12.5% OFF
- 4年目:6.25% OFF
- 5年目:0
取扱通貨



2019/01/11現在、150種類以上の通貨を取り扱っており、主要な通貨は網羅しています。
また、もし、あらかじめ取引したい通貨が決まっている場合は、アカウントが無くても公式サイトの検索ボックスから取引ができるかどうか確認することが可能です。
セキュリティ



いくら万全と思われるセキュリティ対策をしていたとしても、巨額の通貨がやりとりされる取引所は、常に悪意のあるユーザーからの攻撃を受けているため、どの取引所においても100%安全ということはありません。
そこで、もしもトラブルに遭遇した場合、そのあとどのように対応するのかということもセキュリティを比較するうえで重要なポイントとなってきます。
たとえば、2018年3月、Binanceで、ある通貨の価格が不審な動きをしたことからTwitterなどで一時話題になったニュースがありました。
どうやらこれは、取引所内で不審な取引があったために、Binanseはすぐに全ての通貨について出金を停止するとともに、対象となる取引を削除することでハッカーからの盗難を防いだ、という事件だったようです。
また同時に、その日のうちに取引を復旧するとともに、一時的に取引手数料を無料にするなどのサービスも展開しました。
これは、公式ページに酷似したフィッシングサイトから個人情報が盗まれたことがきっかけだったようですが、このときのBinanceの行動は評価に値する迅速な対応だったといわれています。
Binanceは、こうした実際のトラブルへの対応からも、セキュリティ面への信頼を強固なものにしています。