ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の特徴とは|発行上限なしで送金スピードも速い

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ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の特徴とは|発行上限なしで送金スピードも速い

ドージコインは、柴犬が描かれたコインをシンボルマークとする仮想通貨です。

もともとジョーク通貨として作られた経緯があり、発行上限も定められていませんが、送金スピードが速いうえ、送金手数料も安いという大きなメリットがあります。

また、テスラCEOのイーロン・マスク氏ら根強いファンが多く、強固なコミュニティーがあるのも特徴です。

通貨名Dogecoin(ドージコイン/DOGE)
通貨単位DOGE
公開日2013年12月6日
総発行枚数上限なし
公式サイトhttps://dogecoin.com/
ホワイトペーパーhttps://www.reddit.com/r/dogecoin/comments/7pffe4/the_doge_whitepaper/
facebookhttps://www.facebook.com/Dogecoin-104621541293642/
twitterhttps://twitter.com/dogecoin
Telegramhttps://t.me/dogecoin_official
reddithttps://www.reddit.com/r/dogecoin/

ドージコインの背景

ドージコインはジョーク通貨として作られた側面がありますが、ビットコイン(BTC)よりも広い層に届くことを目的としているなど真面目な面も存在しています。

立ち上げにかかわったのは、IBMのソフトウエアエンジニアだったビリー・マーカス氏と、当時アドビシステムズに所属していたジャクソン・パルマー氏です。

ベースになっているのはライトコイン(LTC)です。ライトコイン自体、ビットコイン(BTC)がベースとなっているため、ドージコインもビットコインによく似た機能を持っているとされています。

ドージコインの特徴

ドージコインには次のような特徴があります。

  • 発行上限が定められていない
  • 送金スピードが速く手数料も安い
  • 強固なコミュニティーに支えられている

特に、送金スピードの速さと手数料の安さは大きなメリットで、日本の仮想通貨取引所で取り扱われていないのが惜しくなるレベルです。

発行上限が定められていない

仮想通貨の多くは、発行上限が定められています。これは、際限無く通貨を発行することで、価値を下げてしまわないようにするという側面があります。

また、ビットコインなどにはマイニング手数料が半減する「半減期」が設定されています。これによって年間発行枚数が減り、価格上昇につながりやすくなります。

一方、ドージコインの場合は、以前は1000億DOGEという発行上限が設けられていましたが、今では発行上限が撤廃されています。

発行上限がなく、際限なく通貨を発行できるため、ドージコインは価格が上がりにくくなっており、幅広い層に届くという目的にはかなっていると言えます。

しかし、最近は価格が乱高下する局面が出てきました。これについては、後述します。

送金スピードが速く手数料も安い

ビットコインやイーサリアムといったいわゆる「老舗」の仮想通貨では、送金スピード低下と手数料高騰は大きな問題となっています。これは、開発時期が古く、承認に時間がかかることが背景にあります。

特にイーサリアムの場合、ブロックチェーン上に開設された分散型金融(DeFi)の取引が増えたことに伴い、オークション方式で決められるガス代(手数料に相当)の高騰が問題になっています。

ドージコインはこうした問題を解決するための仕様が盛り込まれています。

まず、承認にかかる時間はビットコインの10分の1で、それだけ送金スピードも速くなっています。

また、送金手数料も1DOGEと定められています。

2021年3月現在では1DOGE=6円前後で手軽に送金が行うことが可能で、後述するコミュニティーの隆盛に関係しています。

強固なコミュニティーに支えられている

ドージコインを最も特徴づけるものとしては、強固なコミュニティーに支えられていることが挙げられます。コミュニティーによる活動が、知名度アップに貢献しているのです。

ドージコインのコミュニティーは、さまざまな募金活動を行っています。一例として、ジャマイカのボブスレーチームをソチ五輪に出場させるための活動が挙げられます。

ジャマイカのチームは資金不足で、ソチ五輪への出場が危ぶまれていましたが、彼らを助けるために、ドージコインのコミュニティーが募金稼働を行い、2日間で3万6000ドルを調達したのです。

また、ケニアでの井戸掘削のための募金活動には、3万ドル分のドージコインが集まりました。

こうしたコミュニティーは、一朝一夕に出来上がったものではなく、2013年のドージコイン立ち上げ当初から注目していた人たちが、コアメンバーとなって活動しています。

著名人の発言で価格が乱高下

歴史の長いドージコインですが、日本の仮想通貨取引所で取り扱われていないため、最近まで知名度は必ずしも高いものではありませんでした。

ところが、最近になって日本でもドージコインの知名度はアップしつつあります。これは、著名人のツイッターでの発言がきっかけで、価格が大幅に上昇するケースが増えてきたためです。

顕著な例としては、イーロン・マスク氏のツイートが挙げられます。彼はドージコインのファンで、事あるごとにドージコインについてのツイートを行います。

問題は、そのツイートによってドージコインの価格が高騰するケースが多く見られることで、ロックバンド・KISSのジーン・シモンズ氏らの発言も、同様の傾向があります。

また、ゲームストップ株の高騰の影響を受けて、ドージコインが高騰する局面も見られました。

ドージコインの知名度上昇に伴い、こうしたケースも増えてくる可能性があります。

ドージコインの将来性

ドージコインの将来性については、専門家でも評価が分かれているところです。

機能的に目立ったものがないことを理由に、将来性について疑問符をつける専門家もいるのが実情です。

ただ、ドージコインには強固なコミュニティーという力強い味方がいます。このコミュニティーによる発展性が、ドージコインの将来の鍵を握っていると言っても過言ではありません。

最近の成果として、ドージコインを基軸通貨とする分散型取引所(DEX)であるDogeDEXの開設が挙げられます。

これは、異なるブロックチェーン間で取引が行える「アトミックスワップ」を利用して作られたものですが、立ち上げにはアトミックスワップ開発元のコモドだけではなく、ドージコインのコミュニティーもかかわっています。

もともとはジョークコインとして作られたこともありネタ的要素も多いですが、こうしたコミュニティーの活発な動きを注視していく必要がありそうです。

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