【初心者向け】二段階認証とは?必要なアプリと設定方法!
二段階認証(セキュリティ)の必要性
昨今、テレビ等のメディアで仮想通貨の事が大きく紹介されたこともあり、非常に多くの方が仮想通貨を購入・保有している状況です。
そしてその層は、投資家や個人事業主といった方だけでなく、今まで投資とは全く無関係だった個人の方にまで広がりました。
しかし、まだ依然としてセキュリティ意識に乏しい方も多く、ハッキングによって取引所に預けていた仮想通貨を盗難されてしまう被害が相次いでいます。
ハッキング被害の理由は様々ですが、多くは個人レベルでしなければならなかったセキュリティ対策を怠っていた事が原因とされています。
そこで、今回は個人レベルでセキュリティを強固できる最初のステップとして「二段階認証」の設定についてご紹介していきます。
二段階認証とは?
二段階認証とは、ログイン時のID・パスワード入力の他に、セキュリティコードの入力やスマホ等の手持ち媒体で、別の認証を行うという認証方法で、他人が不正にログインすることを防止する仕組みのことです。
不正アクセスが大きな問題となっている現在で、非常に多くのシステムがこの二段階認証を使用して、セキュリティを高めています。
よくある流れとしては、
①サイトでID・パスワード認証
②登録されたスマホ(SMS)に認証コードが飛ぶ
③認証コードをサイトで入力
④ログイン成功
というパターンだと思います。
二段階認証を済ませておけば、仮に悪意のあるユーザーがサイトのID・パスワードを解除できたとしても、登録してあるSMS宛に届いた認証コードが無いとログインできません。
多くの方が自分のスマホのSMS番号を入力するはずなので、そのスマホを物理的に盗難されることさえなければ、よほど自分以外の誰かがログインできることはなくなるのです。
二段階認証の設定
それでは、実際に取引所に二段階認証の設定を行う方法についてご説明していきます。
今回は、現在一番メジャーとなっている「Google Authenticator」というスマホアプリを使用した方法についてご紹介していきます。
※iPhone、Android共に、設定方法に大きな違いはありません。
①Google Authenticatorをダウンロードする
②取引所にログイン(Coincheckの場合)
ログイン後に①ウォレットをクリックし、左下にある②設定から③二段階認証を選択することで設定画面に移ります。
画面の説明に則り、スマホ側でQRコードを読ませて作業を進めていく。
以上となります。
まとめ
仮想通貨の取引を始めるための取引所の開設や、通貨を購入する事は非常に簡単にできるため、すでに行っている人は多いと思います。
ただし、セキュリティ対策を行っている?と聞くと、面倒だったり、知らなかったりという理由で、セキュリティ対策を行っていない人が大多数かと思います。
しかし、あなたのその一瞬の判断で、大切な資産である仮想通貨を全て盗まれてしまう可能性もあるのです。
資産を増やすという事ばかりでなく、資産を守るという観点からも、設定は必須になります。
一度作業を行ってしまえばあとは楽なので、是非早めの対応を心がけてください。
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