【初心者向け】仮想通貨と電子マネーの違いをわかりやすく解説

【初心者向け】仮想通貨と電子マネーの違いをわかりやすく解説

「仮想通貨」「電子マネー」両方とも日本円で言う「お札」などを利用せずに買い物で支払いができてしまう便利な決済システムですね。

しかし「仮想通貨」と「電子マネー」この2つを同じものだと思ってはいませんか?

なんなら電子マネーも良くわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

今回は「仮想通貨」「電子マネー」この違いについて見ていきたいと思います!

そもそもお金って何?

その昔、人々は、自分の物と他人の物とを交換して、欲しいものを手に入れていました。

しかし、物々交換にはお互いの希望が容易に一致しないなどの難点がありました。

そこで、考えられたのが

  1. 誰もが欲しがるもの
  2. 収集・分配できて、誰もが納得できる値打ちの大きさを表現できるもの
  3. 持ち運びやすく、保存できるもの

これらの条件から、布、穀物、砂金などの品物が交換の手段として使われるようになりました。これが物品貨幣といわれるものです。

中国の殷・周の時代には、宝貝物品貨幣として使用されていて、お金に関係のある漢字に貝のつくものが多いのはそのためです。

そして683年頃に、銭として今のコイン型の通貨が日本でも作られました。

お金とは、モノの価値を測るために万人でも認識できる物差しのような物だと考えられます。

クレジットカードは?

電子マネーのお話の前に、忘れてはならないのが「クレジットカード」の存在です。

日常的に多くの人が利用しているクレジットカードは、その場で現金を支払うことなく気軽に買物ができる便利なツールです。

後払いで買物の支払いができるので、店頭での支払いに限らず、ネット通販、電気やガスなどの公共料金など幅広く利用できますが、利用者の信用に基づいて発行されるため、発行にあたっては事前の審査が必要になります。

利用者はカードを利用して買い物をすると、支払い金額をカード会社がお店へ支払いを行い、利用者は後日、クレジットカード会社からの請求を支払います。

利用されるお店の立場は、買い物代金をクレジットカード会社が支払ってくれるので、商品代を確実に回収する事ができ、そのまま利用者へ商品を渡す事ができます。

お店はクレジットカード会社へ利用の手数料として、一定金額を支払いする事によりクレジットカード会社の利益となります。

またクレジットカードには、ポイントの還元や保証がついているモノもありますので、現金よりも様々な特典を受ける事ができます。

電子マネーとは?

では電子マネーとは何でしょうか?

電子マネーは現金の代替となる支払手段の一種である。

ただし、電子マネーの定義は統計や調査、研究により異なっており必ずしも一様ではない。

電子マネーは狭義には決済の手段を電子化したものをいうが、広義には決済方法だけを電子化したものも含む。

(Wikipediaより一部を抜粋)

電子マネーは決済方法がいくつかあり、クレジットカードのICチップを利用して、この中に情報を入れてカードを接触させたりする事によっての決済方法や、ApplePayやSuicaに代表されるような、金銭情報などをデータとしてサーバーで管理されているタイプもあります。

銀行のデビットカードなども電子マネーにあたります。

通常、電子マネーは発行機関・事業者のみを対象に使用することができる支払手段とされています。

仮想通貨とは?

定義は様々ですが、ここでは簡単に「一般的にはネットワーク上で電子的な決済の手段」と定義して説明して行きます。

仮想通貨には電子マネーのような店舗と利用者という役割分担が存在せず

不特定多数の人々の間で決済手段として用いられることができます。

流通性利便性が高く、処理もすぐに反映させることができます。

(仮想通貨の詳細はコチラの記事を参考にしてください。)

そもそも仮想通貨ってなんなの?【初心者向け】

通貨を使わないで決済する?

現在の決済システムにおいては、現金のやり取りよりもクレジットカードでの取引の方が多いとされています。

そのクレジットカードも進化を日々遂げており、電子マネーが生まれてきました。そして、次世代の決済システムとして仮想通貨が産まれました。

「モノ」から「データ」として、管理をする事により物理的な問題を解消することができます。

利用者の私達の生活を見ても、財布を落としてもクレジットカードは利用を止めることができるので、損失を止めることができますよね?

仮想通貨は利用者同士で、受け渡しができるので利便性がとても高いと考えられています。

また支払った履歴がブロックチェーン上で管理されるため、信用が担保されるようになります。

まとめ

人類の進化に伴って、便利なシステムが発明れていくのは時代の流れかもしません。

より便利に使いやすい方が、利用者にとってもメリットがあると思います。

仮想通貨は、まだ決算システムとして導入されている店舗は少ないかもしれませんが、日々めまぐるしい進化を遂げており、銀行とも提携され始めています。

(個人で管理と支払いができるので、もしかすると銀行自体不要になるかもしれません。)

今まで存在したものがAIIoTよって便利になっている時代。

そんな時代の転換期に私達は今居るかも知れませんね。

【初心者向け】仮想通貨とトークンの違いやトークンエコノミーについて