【仮想通貨】『サトシ・ナカモト』とは【用語集】
Satoshi Nakamoto (読み)さとし なかもと
サトシ・ナカモトとは、ビットコインの産みの親とで、名前こそ日本人のような名前ではあるものの、本当に日本人なのか、また、実在するのかさえも謎に包まれた人物。
2008年、metzdowd.com内の暗号理論に関するメーリングリストにビットコインについての論文を発表したことから始まり、2009年にはビットコインのソフトウェアをネット上に発表し、ビットコインの最初の採掘(マイニング)を行うことで運用が開始されました。
当初、ビットコインと法定価格とのレートは1ドル=1,309.03BTC、日本円にすると1BTC=約0.07円で、
2010年5月、ピザ2枚(約25ドル)が初めてのビットコインを通した売買されることになりました。
(ただし、このときは店舗側がビットコイン決済を受け付けていたわけではなく、ピザの購入代金を第三者にビットコインで支払い、その第三者にピザを通常の決済方法で買ってもらったという流れ)
ちなみに、このときは支払った額は10,000BTCで、2019年2月現在の価格(1BTC≒40万円)で換算すると、なんとその額約40億円。これが商品購入における最初のビットコイン決済の例となりました。
ナカモト サトシの論文「ビットコイン:P2P 電子マネーシステム」はhttps://bitcoin.org/bitcoin.pdfから確認ができます。