Binance(バイナンス)によるIEOで約4.4億円分のトークンが17分で完売
世界最大手の取引所であるBinance(バイナンス)は3月19日、トークン販売プラットフォームである「Binance Launchpad(バイナンス ローンチパッド)」で、仮想通貨Celer Network(CELR)の販売を開始したところ、販売した597,014,925CELRが17分で完売したことを発表しました。
Celer Network(CELR)は、支払い取引だけでなく、一般化されたオフチェーンのスマートコントラクトに対しても、迅速で簡単、かつ安全なオフチェーン取引を可能にすることを目的とした、セカンドレイヤーのプラットフォームです。
CELRの販売価格は「1 CELR=0.000434 BNB」で、ローンチパッドの参加者は、最小2985.074626865672 CELRから、最大で223,880.597 CELRトークンのあいだで購入することができ、販売総額は日本円にすると約4.4億円でした。
ローンチパッドによるIEOは今回で3度目でしたが、その人気ぶりは凄まじく、来月を予定している4度目の実施にも期待の声が高まっています。
バイナンスローンチパッドとは
「Binance Launchpad(バイナンス ローンチパッド)」とは、BinanceによるIEO支援サービスのことで、
IEOによって資金調達をしたいプロジェクトは、作成したトークンをBinanceに預け、バイナンスのユーザーはバイナンストークン(BNB)によってそのトークンを購入することができるという仕組みです。
このIEOは、ICOとほぼ変わらない資金調達方法ですが、取引所が関わっている点に違いがあります。
IEOでは、プロジェクトが取引所との契約に必要な審査に通過しているということで、詐欺や杜撰な計画が排除された一定の水準と判断されるため、ICOと比較して信頼度が高いと考えられており、プロジェクト側からも投資家側からも注目されている資金調達の方法です。
今後、Binance以外の様々な取引所でも同様に、IEOを実施するためのプラットフォームの発表が予想されており、IEOが急増するものと推測されます。