JR東日本|仮想通貨でICカードのチャージができるサービスを検討
ANNによると、JR東日本が発行しているICカード「スイカ」などの複数の電子マネーに、仮想通貨でチャージできるサービスが検討されていることが分かりました。
JR東日本は、大手通信会社のIIJや大手総合商社の伊藤忠商事株式会社など18社と共同で、仮想通貨交換業者である株式会社ディーカレットに出資しており、このディーカレットが6月から順次、スイカを含む複数の電子マネーに仮想通貨でチャージできる国内初のサービスを検討しているとの話も関係者から出ているとのことです。
現在、鉄道系ICカードの発行枚数は上位から、スイカが約7500万枚、パスモが約4000枚、イコカが約2000枚となっており、これらはコンビニをはじめ多くの加盟店抱えています。
日本はキャッシュレス化への流れはあるものの、まだキャッスレス比率は20%ほどで、2020年までに40%という目標にはまだ大きな開きがあります。
テクノロジーが普及するためには、キッカケとなるキラーコンテンツが必要といわれますが、輸送系インフラに基づく支払いインフラが構築されることによって、日本でもキャッシュレス化および仮想通貨が普及していくのか注目です。