分散型ブラウザBrave、広告を見るだけで仮想通貨がもらえるサービスの開始を発表
Brave(ブレイブ)は4月24日、ユーザーが広告を見ることで報酬を得ることを可能にするオプション『Brave Ads』の開始を公式サイトで発表しました。
Today we’re launching the 1st ad platform built on privacy. Brave desktop browser (0.63.48) users who opt into Brave Ads receive 70% of ad revenue share. Brave puts the user in control, rewards them for their attention, and helps fund content creators. https://t.co/tBuiLV8QOL
— Brave Software (@brave) April 24, 2019
ブレイブのmacOS、Windows、およびLinux用デスクトップブラウザのユーザーは、広告を見る選択をすることで報酬を受け取ることが可能となり、また、デフォルト設定でサイト運営者に自動的に寄付することができるようになります。
これによって、Braveプラットフォームは、ユーザーがプライバシーを保護しながらサイトを閲覧し、報酬を得て、お気に入りのコンテンツ作成者をサポートできる、より良いインターネットが実現できるとしています。
また、ブレイブのCEO兼共同創設者であるBrendan Eich(ブレンダン・アイク)氏は、次のように述べています。
「Brave Adsはまた、オンライン広告業界の経済性とコンバージョン率を向上させることを目的としているため、出版社と広告主は、高額な料金を徴収し、Web全体の監視に貢献する仲介業者なしで成長できます。設計によるプライバシー保護と追跡の禁止は、Webとその資金調達モデルを修正するという当社の使命にとって不可欠です。」
Brave(Basic Attention Token/BAT)とは
Brave(ブレイブ)は、従来の広告モデルを一変させようとしているプロジェクトで、Firefoxの開発元であるMozillaの元最高経営責任者であり、Javascriptの生みの親であるBrendan Eich(ブレンダン・アイク)氏が開発を進めているブロックチェーンを活用したウェブブラウザです。
従来の広告モデルは、利益の大半をウェブブラウザ運営者が受け取っている状況ですが、Brave(ブレイブ)は、コンテンツの制作者とユーザーを直接つなぐ分散型の広告モデルを実現しようとしています。
Braveの詳しい内容はこちらのページにまとめてあります。