バイナンス「停止中の入出金サービス再開を5月14日に目指している」と発表
世界最大級の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は現在停止している入出金を日本時間の2019年5月14日には再開できるように目指していると公式ブログで発表しました。
入出金の本格再開には事前にテストが必要になるため、その間はトレーディングもできなくなると合わせて発表されています。
「私たちのチームは進歩を遂げており、週末を通して取り組んできました。過去数日の間に、私達は私達のシステムにいくつかの重要なオーバーホールを行いました。そして完全に再設計された高度なセキュリティ機能。いくつかの変更については後で詳しく説明します。
火曜日に入金と出金を完全に再開することを目指しています。テストがどのように行われるかに応じて、時間は後の段階で伝達されます。このアップグレードは取引停止を必要とするでしょう。明日また更新します。
私はこのアップデートを短くし、すべての操作を完全に再開した後でより長いアップデートを共有します。- CZ」
引用:Binance公式ブログより
Binanceは先週5月7日、ハッキングによって7,000BTC(約45億円)が盗まれてしまうという事態に陥り、セキュリティメンテナンスのために入出金を停止していました。
世界最大級の取引所でのハッキング被害ということで業界に対するイメージダウンや市場への影響が心配されていましたが、BinanceのCEOであるCZ氏の迅速な対応によって、影響は非常に少ないもので終わっています。
— Binance (@binance) 2019年5月8日
業界関係者や投資家、また多くのユーザーを騒がせた一大ニュースも、入出金の再開によってひと段落するでしょう。