フェイスブックの独自仮想通貨「Libra」、18日にホワイトペーパー発表を予定
Facebook独自の仮想通貨である「Libra」のホワイトペーパーが、18日に発表される予定と複数の情報筋から報じられました。
これについては、Facebookの金融サービス・ペイメントパートナーシップ部門長であり、北ヨーロッパ担当をしている、Laura McCracken氏も18日にホワイトペーパーが発表されると明かしていることから、信頼性は高いと考えられます。
さらにLaura McCracken氏は、Facebook独自通貨の「Libra」は、価格変動を避けるために通貨バスケット制を導入し、米ドルなどの法定通貨を基準にしない仕組みにしていると語っています。また「Libra」は2020年にローンチすることを目標に開発が進められているとの情報もあります。
しかし一方で当のFacebookは、その件についてコメントは差し控えるとしています。
その理由はついては、「Libra」に関する情報をコメントしたことによりパートナー企業や政府に問題が生じた場合、ホワイトペーパーの発表が伸びてしまう可能性があるためと考えられます。
現在の日本においては、ユーザー間で送金したり代金を支払う場合は、送金手数料や振込手数料が高いと言わざるを得ません。
また、最近では店頭での支払いでクレジット決済や電子決済が利用できますが、その導入コストが店側にとって多大なコストとなっているのが現状です。
そうした状況で、「Libra」が普及すれば今よりも手数料を低くすることができ、経済流動性がさらに高まると考えられます。
Facebookは現在、もはや世界の誰もが知る大企業であり、その影響力は絶大であるので、今後の仮想通貨業界への貢献が期待されるでしょう。