コインベース、教育プログラムにステーブルコインDAIを追加
仮想通貨取引所のコインベース(Coinbase)が提供する教育プログラムに「DAI」が追加されました。
コインベースの公式取引所では、取り扱うコインごとの学習プログラムである「Coinbase Earn」があります。これは、コインベースが用意した動画でコインの特徴を学習することで、各コインを報酬として受け取れる学習プログラムです。
利用できる学習コースには以下のコースが存在します。
- EOS(EOS)
- Stellar Lumens(XLM)
- Zcash(ZEC)
- Basic Attention Token(BAT)
- 0x(ZRX)
今回、この学習プログラムに「DAI」が追加されました。
「DAI」はMakerDAOという自動システムで管理され、米ドルにペッグされたステーブルコインとして運用されています。プラットフォームにはイーサリアムが利用されており、スマートコントラクトによって価格の安定も自動化されているコインです。
また、その他のステーブルコインとの違いとしては、“担保型”のコインであることです。「DAI」を発行するためにはETH(イーサリアム)を担保とします。
コインベースが提供する「DAI」の学習プログラムを利用して学習することで、「DAI」というコインの仕組みとステーブルコインの概念を学ぶことができます。
学習プログラムは約2分ほどの動画が数本用意されており、それらを一つずつ視聴して学習する形をとります。学習すれば「DAI」を受け取ることができますので、学びながら報酬を得られる仕組みで教育を行うという新しい取り組みでもあります。もちろん、コイン別の学習コースでは、学習したコインを受け取ることができます。
2019年6月現在、残念ながら日本からのアクセスでは報酬を受け取ることはできませんが、学習動画を視聴することは可能です。
コインベースでは最近、次々に学習プログラムが追加されており、今後も“報酬がもらえる学習コース”が増えていく予定です。