大手証券会社フィデリティ、新たにマイニング事業に参加
アメリカの大手資産運用企業であるフィデリティ(Fidelity)が新たにマイニング事業に参加することを表明しました。
フィデリティは大手金融機関でありながら、仮想通貨に対して積極的な姿勢を示してきましたが、今度はマイニング事業に乗り出すようです。
カナダやジョージアを中心に大型マイニングセンターを新たに建設し、企業向けにBTCマイニングのサービスを提供するビットコイン関連技術企業ブロックストリーム(Blockstream)社のプールに参加するものとみられます。
ブロックストリーム社は、プール運営を含むマイニング業務のほか、ビットコイン衛星やリキッドネットワーク(Liquid Network)など、仮想通貨の関連技術を幅広く手がけています。
ブロックストリーム社のマイニング施設は、最新のASIC機器を最大容量で使えば、ハッシュ値ではビットコインネットワークの10%ほど占める規模になり、業界の中でも巨大プールの一つになる見込みで、AntPoolや、F2Poolに続く規模に匹敵します。
なお、フィデリティ以外にも顧客としてリード・ホフマン(リンクトイン共同創業者)の名が挙がっています。