イギリスでのICOによる資金調達は70%減少

イギリスでのICOによる資金調達は70%減少

英MMCベンチャーズ社のレポートによると、イギリスの仮想通貨やブロックチェーンの新興企業の資金調達方法は、ICO(Initial Coin Offering)が難しくなるにつれて、従来の株式などに戻っています。

2019年のICOによる資金調達額は、2018年の7億ポンド(約975億円)から71%減少し、2億ポンド(約275億円)になりました。

レポートでは、ICOによる資金調達を行った企業は長期的な成長を目的としていなかったと指摘し、ほとんどがホワイトペーパー通りに計画を進められず、失敗に終わっています。

現在は株式などによる資金調達が中心になっていますが、MMCベンチャーズは、コロナウイルスの影響でベンチャー企業への投資は減ると予想しています。

ただし、仮想通貨やブロックチェーン分野での実用化は進んでおり、不況を乗り切ることができると楽観的な見通しを述べています。

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