流通しているビットコイン、全体のわずか19%に留まっていることが判明
仮想通貨分析企業チェイナリシスの新しいレポートによると、世界で取引されているビットコインは約350万BTCで、全体の19%に留まっていることが明らかとなりました。
チェイナリシスのレポートによると、2020年6月時点で約1860万BTCが市場に流通しているはずですが、そのうち60%はマイニング報酬として受け取ったマイナーが、そのまま保有しているとのことです。
チェイナリシスはレポートの中で「ビットコインは『デジタルゴールド』として長期的に保有すべき資産であると考える人が増えていることを示している」と述べています。
その上で、ビットコインの価値を維持しているのは頻繁に売買を行っているトレーダーによるものだと述べており、3度目の半減期によって供給量が減少した現在、これまで長期保有されてきたビットコインが新たな供給源として重要になってきていると指摘しています。