フェイスブック主導のリブラ、通貨名を「ディエム」にリブランディング

フェイスブック主導のリブラ、通貨名を「ディエム」にリブランディング

リブラ協会は、2021年1月にも発行が見込まれている仮想通貨の名称を「リブラ(Libra)」から「ディエム(Diem)」にリブランディングすることを発表しました。

リブラ協会のスチュアート・リービーCEOはリブランディングの理由について、世界的に受け入れられなかった初期構想からの脱却を挙げています。

フェイスブックの主導で立ち上げられたリブラは、もともと複数の法定通貨のバスケットと連動して価格を決めるタイプのものでしたが、各国の中央銀行などから批判を受けました。

そのため、リブラは単一通貨にペッグしたタイプのものを先行して発行することになり、21年1月に発行されるとみられているのは米ドルにペッグしたものとされています。

仮想通貨はリブラ協会のあるスイスの金融市場監督局から認可があれば発行される予定で、名称は「ディエム」になるとみられています。

フェイスブックは19年6月にリブラ構想を発表し、同年11月にリブラ協会の設立にかかわりましたが、フェイスブック本体はリブラ協会のメンバーには入っていません。

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