ビットコイン が一時3万ドルを突破、2017年「バブル」との違いは?
ビットコイン(BTC)の価格が1月2日から4日にかけ、一時1BTC=3万ドルを突破しました。2020年12月17日に2万ドルを突破してから、わずか2週間で3万ドルに到達したことになります。
1月4日には価格が大幅下落し、1BTC=3万ドルを割り込みましたが、投資家の間では年末にかけてさらに価格が上昇するのではないかと予想する向きもあります。
BTCは2017年にも価格を大幅に上昇したことがありました。これは個人投資家が中心でしたが、今回の価格上昇は機関投資家が中心になっていることが大きく異なる点です。
アメリカで仮想通貨投資を行っているギャラクシー・デジタルの創業者でCEOのマイク・ノボグラッツ氏も、そうした見方をしているひとりです。
ノボグラッツ氏は英BBCのインタビューで、BTCを機関投資家が大量に購入しており、特に大手企業がBTCを買い占めるという変化が起きていることを指摘しています。
Fun on the BBC. pic.twitter.com/mTSNXMVceZ
— Mike Novogratz (@novogratz) January 3, 2021
仮想通貨取引所・ビットフライヤーの三根公博社長も同様に、個人投資家が中心だった仮想通貨市場に米の機関投資家や上場企業が参入しているとの見方をしています。
こうした考えから、今年末までにBTCの価格が大幅に上昇するとみる投資家もおり、仮想通貨投資家のラウル・パル氏は、BTCは年末までに40万~120万ドルになると予想しています。
The Halving runs tend to get between 1 and 2 standard deviations overbought versus trend, and it occurs usually around 18 months.
This would give a rough price target between $400k and $1.2m by end of 2021 (not an exact science, but context). pic.twitter.com/vJnrWD3kSY
— Raoul Pal (@RaoulGMI) January 3, 2021