コインチェックがエンジンコインを上場へ、国内取引所では初
仮想通貨取引所コインチェックは1月19日、国内で初めてエンジンコイン(ENJ)を上場することを発表しました。上場は1月26日を予定しています。
ENJはシンガポール発のゲームプラットフォームである「エンジン」内で利用できる仮想通貨で、イーサリアムベースであるため分散型取引所(DEX)でも取り扱われています。
エンジンが関係するゲーム内ではNFTと呼ばれる仮想通貨が利用されていますが、ENJはこのNFTの購入などに使われており、NFTをENJに交換することも可能です。
NFTが使用されているゲームの中で最も有名なものは、世界で1億人を超えるアクティブユーザーがいるといわれ、日本でも多くの人がプレーしているマインクラフトです。
マインクラフトではゲーム内のアイテムを今後、他のゲームの世界に持ち出せるようになるとされており、その鍵になるのがNFTだといわれています。
コインチェックは2020年9月、マインクラフトに関係する「NFTマーケットプレイス」を、エンジンと共同で構築していくと発表しています。
こうした両者の関係から、NFTの購入に必要となるENJについても上場の可能性が高いとされており、どのタイミングで上場されるか関心が高まっていました。