リップル社出資のフレアネットワーク、ステラルーメンも「統合」へ
リップル社が出資するフレアネットワークは2月26日、ステラルーメン(XLM)も「統合」することを発表しました。
Flare will be integrating $XLM as an F-Asset, bringing XLM to scalable smart contracts and a trustless gateway to #Stellar. Decentralisation is far too important for maximalism. Ecosystems must be united. @stellarorg #UnlockingValue
— Flare ☀️ (@FlareNetworks) February 25, 2021
正確にはF-アセットと呼ばれる仕組みに、XLMも取り入れます。F-アセットはフレアネットワーク上で、仮想通貨の銘柄ごとに対応する別通貨を1:1で発行するシステムです。
フレアネットワークに対応する仮想通貨では、リップル(XRP)はFXRP、ライトコイン(LTC)はFLTC、ドージコイン(DOGE)はFDOGE、XLMはFXLMです。
イーサリアム(ETH)のブロックチェーンと互換性のないビットコイン(BTC)を、ETHのブロックチェーン上に開設された分散型金融(DeFi)で取り扱う際、ラップトBTC(WBTC)を発行するのと似ています。
このF-アセットを利用して開設されるDeFiのフレアファイナンスにも、XLMが参加することになると、フレアファイナンスのツイッターで公表されています。
フレアネットワークはXRPにスマートコントラクト機能を付加するために立ち上げられたプロジェクトで、XLMもこの恩恵にあずかることになります。
XLMの主要開発メンバーであるジェッド・マカレブ氏はXRPの創設メンバーでもある、現在でもXRPを保有していることで知られています。