スポーツ関連データ提供会社、チェーンリンクを利用しデータ提供へ
スポーツに関するデータを提供している米国企業SportsDataIO(スポーツデータIO)は、チェーンリンクの分散型オラクルを活用してデータ提供を行っていくと公式サイトで発表しました。
データ提供に当たっては、ChainLink(チェーンリンク)を活用したアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)をブロックチェーン上で提供していくとしています。
スポーツデータIOがデータとして提供している競技は、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)をはじめとするプロスポーツや大学スポーツ、モーターレースなど多岐にわたっています。
また、提供しているデータも試合結果や選手の成績、ブックメーカーのオッズ、ファンの反応、雑学クイズなどバラエティー豊かです。
こうしたデータをチェーンリンクが提供する分散型オラクルによってブロックチェーン上に提供することで、各方面に活用してもらうのが狙いです。
例えば、実在の選手を集めて架空のチームを作るファンタジー・スポーツの場合、スポーツデータIOのデータを活用することで、最新の成績が反映しやすくなります。
分散性オラクルにチェーンリンクを選んだ理由として、スマートコントラクトエコノミーで最も多く利用されており、利用実績が豊富であることなどを挙げています。
スポーツデータIOは今回の決定について、
「チェーンリンクのネットワークにデータを提供し、次世代の分散型スポーツアプリケーションに参加できることを光栄に思う」
とコメントしています。