NFTゲーム「アクシー インフィニティ」、取引総額が1,200億円を突破
ブロックチェーンゲームの「Axie Infinity」(以下、アクシー)の人気が上昇し、累計取引ボリュームが11億ドルを超えました。
アクシーはNFT(非代替性トークン)のキャラクターを育成して戦わせるゲームで、ベトナムのゲーム会社(Sky Mavis)が開発を行っており、累計取引ボリュームは全NFTプロジェクトで史上最高の取引額です。
アクシーは繁殖機能があり、NFTが半永久的に増える仕組みになっています。
それに伴いユーザー数が増えていくことで、二次流通が盛んになりやすい傾向があります。
プレイヤーがゲーム内で仮想通貨(SLPトークン)を獲得して、それを現地の法定通貨に変換できる仕組みが備わっていることも人気が上昇している背景の1つです。
数年前はこれほど大きい取り引きボリュームを記録するNFTプロジェクトが出てくるとは考えられていませんでした。
アクシーを始めたくてもコスト面で難しい人々を支援するサービスとして、仮想通貨取引所のFTXは、dApps企業と提携してゲーム内で必須となるNFTをユーザーに貸し出しをするなどの動きもみられます。
なお、この対象はインド、インドネシア、フィリピンや南米地域のプレイヤーです。
今後のアクシーの動向次第で、ゲーム業界は大きく変わっていく可能性があります。