プロ野球西武、初の公式NFTの競売を開始-栗山選手2000本安打で
プロ野球の埼玉西部ライオンズは、同球団の栗山巧選手の通算2000本安打を記念した非代替性トークン(NFT)の競売を9月7日から開始しました。
日本プロ野球界で初めてとなる今回のNFT競売は、パシフィックリーグマーケティング(PLM)が設置した「PLMコレクション」で行われており、入札受け付けは9月14まで行われます。
なお、入札は西武のファンクラブ会員のみが可能で、競売対象となっているのは、栗山選手が2000本安打を達成した際に贈られた記録達成パネル、2000本安打への残り安打数をカウントするパネルのうち、池袋駅と本川越駅に設置されたものです。
いずれも実物と、NFT化されたデジタルデータがセットになっており、イーサリアム(ETH)のNFT規格であるERC721に則って発行されています。
このほか、スタメンボードのデータやヒーローサインパネルムービーなども販売されています。
PLMは「西武ライオンズと球界初のNFTコンテンツを開始でき、大変光栄。ファンが集うコミュニティーの構築なども視野に、NFT事業に挑戦していく」とコメントしています。
栗山選手は2001年、育英高からドラフト4位で西武に入団し、外野手として西武一筋に活躍し続け、今年9月4日に通算2000本安打を達成しています。