ラップドXRPを12月ローンチ-ETHブロックチェーン上で活用可能に

ラップドXRPを12月ローンチ-ETHブロックチェーン上で活用可能に

イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で利用できるラップドファイルコイン(WFIL)などを提供しているWrapped(ラップド))は、12月にラップドリップル(WXRP)をローンチすると発表しました。

WXRPはETHのブロックチェーン上で利用できるもので、これによってETHのブロックチェーン上に開設された分散型金融(DeFi)でXRPを取り扱うことが可能になります。

DeFiは基本的に、開設されているブロックチェーン上で流通している仮想通貨しか利用できません。

ETHの場合、ETHとERC-20トークン以外は利用できず、別のブロックチェーン上にあるビットコイン(BTC)などは、そのままでは利用できないため、BTCと1:1で交換可能なERC-20トークン、ラップドBTC(WBTC)などを利用することになります。

XRPもETHのブロックチェーンとは互換性がないため、これまでETHのブロックチェーン上にあるDeFiでの取り扱いは不可能でしたが、WXRPにより利用できるようになります。

XRPの発行元であるリップル社のデビッド・シュワルツCTOは今回の発表についてツイッターで「XRPでDeFiやスマートコントラクトを利用した人にとって、素晴らしいニュースだ」とコメントしています。