スクウェア・エニックスHD、ブロックチェーン(NFT)ゲームへの本格参入を検討
大手ゲームメーカーのスクウェア・エニックスHDは11月5日、「中期事業戦略の進捗」として、今後ブロックチェーン(NFT)ゲームへの本格参入を検討していることを明らかにしました。
スクウェア・エニックスHDは10月14日、NFT(非代替性トークン)と同社のアセットに間のシナジーを確認する目的で、NFTデジタルカード「資産性ミリオンアーサー」をリリースしたところすぐに完売し、NFTとアセットとの高い親和性を認識したといいます。
同社はシナジーを確認する為の実証実験のフェーズは完了したと判断し、本格的な「事業化フェーズ」に移行することを発表しました。
「資産性ミリオンアーサー」は、マイクリプトヒーローズを手がけるブロックチェーン企業DJT(double jump tokyo)と共同開発したもので、LINEブロックチェーンを基盤となるブロックチェーンに採用しています。
スクウェア・エニックスHDは、2022年の第2四半期決算説明会の資料で本格参入を示唆しており、同社の代表作であるファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどの世界的な知的財産をNFT化することや、オリジナルのNFTゲームタイトルの開発に着手する可能性があります。