音楽業界大手ワーナーとNFTゲーム企業が提携ーP2Eの拡大へ
米国の有力レコードレーベルであるワーナー・ミュージック・グループは2月23日、ブロックチェーンゲーム事業で注目を集めているスプリンターランズと業務提携を開始したことを明かしました。
両者のターゲットはP2E(Play to Earn)プロジェクトの開発で、ワーナー作品や所属しているアーティストを押し出した展開を計画しているとのことです。
スプリンター・ランズは、2018年にリリースしたブロックチェーンデジタルカードゲームタイトルと社名を同じとする企業で、45万人のユーザーが現在も利用していることから人気NFTゲーム企業のひとつに発展しています。
スプリンター・ランズのCEO、ジェシー・ライキ氏は「ワーナーの取り扱う音楽やアーティストに、NFTや仮想通貨、ブロックチェーンが融合することで、Web3.0に求められている基準にまで業界を推し進めている」と述べています。
オランダの市場調査企業であるNewzooによると、ゲームによって収益を得るP2Eはeスポーツを中心に2021年に多くの人に利用され、2022年にはさらにゲーム業界の主流になることを報告しています。
またP2Eに限らず複数のメタバースプラットフォームが多くの若者に利用されていることから、メタバースゲームの発展も大きな進展が見込めるとしています。