アフリカゾウをトークン化してCO2削減へ|Rebalance Earth(リバランス・アース)
アフリカのガボン共和国を拠点とするRebalance Earth(リバランス・アース)は、アフリカゾウがもたらすCO2削減に注目したReFiプロジェクトです。
IMF(国際通貨基金)の調査によれば、寿命が60年とするアフリカゾウ1頭のCO2削減に貢献している価値は、175万ドル分だと評価されています。
またガボンを含むコンゴ盆地の森林でゾウが生息する地域では、絶滅した個所と比較すると7%も多くCO2を吸収している調査結果も出ており、絶滅危惧種であるゾウを保護することでCO2削減につながります。
これらの結果からRebalance Earthは、ゾウがカメラ機能のIoTデバイスやブロックチェーンを通じて生存が報告された場合、ゾウの貯蓄したCO2は1日80ドル分にのぼると計算しています。
この80ドルを毎日エコトークン化し、Rebalance Earthのカーボンオフセット・プラットフォーム上にてCO2排出量を相殺したい企業や個人に販売します。
収益はゾウや自然の保護だけでなく、地域の低賃金のレンジャーに5%、70〜75%を農家やフェンスの建設などに割り当てられます。
現在Rebalance Earthのシステムは少数のユーザーで、パイロットテストを行っており、インセンティブモデルの再構築をコミュニティで協議したあと、年内末の正式ローンチを予定しています。