映画制作会社、収益の50%を気候変動基金へ寄付するNFTをリリース

映画制作会社、収益の50%を気候変動基金へ寄付するNFTをリリース

ドイツに拠点を置く映画制作会社のREJELLがさまざまなアーティストとコラボして、持続可能かつ社会的な組織を支援することを目的としたNFTプロジェクト「Origin」を発足しました。

このNFTは特定の問題に焦点を当てたものになっており、売り上げの50%が関連するNGO団体へ寄付されます。

第一弾として、アーティストのTorben Reimer氏が、ドローンに古いアナログカメラを取り付けて撮影した様々な風景写真40点をNFT化して販売しており、収益の半分は気候変動基金「The Climate Change Fund」に寄付されるとしています。

REJELLによると、NFTは寄付のプロセスを簡素化し、追跡が容易にできると述べており、代表的な例としてWWFのNFAコレクションウクライナDAOを挙げています。

気候変動対策を最優先課題とするREJELLは、この技術をカーボンクレジットの追跡にも簡単に応用できると強調しています。

また、黎明期にあるReFiについては、コミュニティを形成し大義に対する意識を高める可能性があるとして、寄付者に具体的なフィードバックを提供できるNFTが、所有者の証明として認知され続けられることで、今後さらなる革新的なアプリケーションの登場が期待されると述べています。

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