dClimateが自然災害データの大手プロバイダーと提携
分散型気候情報エコシステムのdClimate(ディクライメイト)が、自然災害リスクの調査・分析を行うリーディングカンパニーUbyrisk(ユビリスク)と提携したことを発表しました。
これによりdClimateが運営する気候データマーケットプレイスと、2022年9月に買収したグローバル気候データプラットフォームOasis Hub portalといったエコシステムにUbyriskのデータが提供されることになり利便性が向上します。
現在、テストネットで展開中のdClimateのマーケットプレイスは、今年後半にメインネットのローンチを予定しており、ユーザーはUbyriskのデータにアクセスすることで、自然災害データを使った最先端のツール・モデル・分析を行うことが可能になります。
様々な分野の経験豊富な専門の外部協力者のネットワークの両方を活用し、自然リスクに関する質の高い研究とデータ作成で知られるUbyriskは、企業や行政、個人に対して自然災害の分野で幅広いサービスを提供しています。
気候変動の影響で自然災害が増加するなか、このようなニーズはますます高まっており、今回の提携はワンストップで気候に関する情報やツール提供を目指すdClimateのさらなる拡大が予想されます。