CaixaBank、海洋保護に貢献したユーザーへNFTを配布
スペインに本拠を構える総合金融機関CaixaBank(カイシャバンク)の、Z世代を対象としたデジタルサービスおよび、ライフスタイルプラットフォーム部門のimaginが、自社が提唱するサステナビリティな課題へ貢献したユーザーに、NFTを配布するプログラムを始めました。
imaginは、2023年度中に100トンのプラスチックを海から回収するチャレンジ・キャンペーンを掲げており、新規顧客獲得プログラムの一環として現在、給与を口座振替した新規ユーザー1人につき1kgのプラスチックを海から回収する取り組みを行っています。
そのためimaginへ給与振り込みを選択したユーザーには、貢献した証明としてアプリに自動で海洋動物をモチーフにしたイラストで構成されたNFTコレクション「Clean the oceans」が配布されます。
このNFTは譲渡不可能となっており、プラスチックが海から除去された日付や、荷下ろしされた港、処理されたリサイクル工場、その後の用途など具体的な情報も記載され、確認することができます。
同プログラムはデジタル資産の秘密鍵を保管するパートナーFireblocksや、アドバイザーであるKPMGコンサルティング、エンタープライズブロックチェーン・ソリューションioBuildersの協力の元、実現しました。
また今回のNFTコレクションがすべて配布されると、imaginが焦点としている「森林保護・海洋保護・社会変革」といった3つの課題解決に貢献するメンバーへ、新しいシリーズのNFTを配布することも検討しています。