シンガポール最大手銀行、フードロス削減に焦点を当てたメタバースを発表
シンガポール最大のメガバンクDBS銀行が、持続可能性とフードロス削減に関する教育をコンセプトにしたメタバースゲーム「DBS BetterWorld」をスタートすることを発表しました。
DBS銀行は、2022年にAnimoca Brandsの子会社The Sandboxと提携し、メタバース上の土地を購入した後、約1年間このアイディアの開発に取り組んでいました。
DBS BetterWorldでは、Sandbox上で20〜25分プレイすることでユーザーが報酬を獲得でき、DBS銀行のモバイル決済アプリケーション「PayLah」を通じて現金化できる仕組みとなっています。
このゲームは食品ロス削減するために、DBS財団が支援する5つの事業内容からインスピレーションを受けた内容となっており、一連のアクティビティを完了する必要があるとしています。
この5社とは、アップサイクルによるクラフトビールメーカーBrewerkzやBreer、賞味期限が近い、または過ぎた食品を販売するGreenPrice、土壌ベースの都市型農業Edible Garden City、活用されていない土地を農園に変えるRooftop Republicとなっています。
なおDBS BetterWorldのリリースは、Sandboxのアルファ・シーズン4の提供に合わせており、2023年末までを予定しています。