商品の製造やCO2排出を追跡できるデジタル製品パスポートを導入｜Nobody’s Child

環境に配慮した女性向けファッションブランドNobody’s Childは、消費者がより意識的に情報に基づいた選択を可能にするべく、自社の商品にデジタル製品パスポート（DPP）を導入することを発表しました。

ブランドライセンス業界に独自のデータテクノロジーを提供するFabacus社のXelacoreプラットフォームによって実現したもので、商品のライフサイクルにアクセスすることができます。

消費者は、スマートフォンで洋服の製品タグに添付されたQRコードをスキャンすれば、原材料の加工から糸や生地、縫製工場までといったサプライチェーンの情報だけでなく、完成までに発生した二酸化炭素排出量も確認することが可能になっています。

また米大手仮想通貨取引所Coinbaseとも提携し、ギフトやデジタルレシートからデジタル製品パスポートNFTをダウンロードできるインセンティブ機能を実装することで、普及の促進に取り組んできます、

Nobody’s Childは、Web3技術を活用した試験的なデジタル製品パスポートの取り組みが拡大するにつれ、外部からの検証により顧客とブランドのギャップを埋め、透明性向上につながるとしています。