ZilliqaがGMEXと提携し、カーボンオフセットプラットフォーム設立へ
レイヤー1ブロックチェーンのZilliqaと、サステナビリティ金融プロバイダーのGMEXグループのイニシアチブであるデジタル気候フィンテック・アグリケーションエコシステム「ZERO13」が提携し、カーボンオフセットプラットフォームの立ち上げを発表しました。
ZERO13はAIとブロックチェーンを活用し、ESG証券やカーボンクレジットの発行・取引などを可能にしているほか、二酸化炭素排出量をリアルタイムで監視するエコシステムになっています。
今回設立されたプラットフォームでは、顧客がZilliqaのパートナーから商品やサービスを購入すると、ZERO13がZilliqaチェーンを通じて発行したカーボンクレジットを表すEVPトークンを受け取ることができます。
受け取ったEVPトークンは、さまざまな環境イニシアチブへの資金提供や、二酸化炭素排出量を直接相殺することができるほか、有効期限などプログラム可能な機能が付いており、設定された期限までに使用されなかった場合、バーンされるか元の所有者にもどされる仕組みとなっています。
これによりカーボンクレジットの生産者にとって、プロジェクトの認知度を高めるだけでなく、具体的な環境解決策への貢献をしたい消費者と結びつきやすくなる、革新的な役割を果たすとしています。