ZERO13がカーボンクレジット市場へ1000億ドルの資金流入目指す
GMEXグループのイニシアチブであり、COP28にてブロックチェーン賞を受賞したデジタル気候フィンテックプラットフォームZERO13が、高信頼性カーボンクレジット市場へ1000億ドルの資本誘致を目指すことを発表しました。
世界初となる再生可能エネルギーと、リジェネラティブ農業プロジェクトから調達した高信頼性カーボンクレジットの高金利向け上場投資商品をローンチしたXTCCとの共同声明となっており、年間数兆ドルにもおよぶ資金ギャップ解決を目指すとしています。
世界経済フォーラム(WEF)によれば、気候変動による災害を回避するためには、2030年までに年間約4兆〜5兆ドルものクリーンエネルギー投資が必要であると述べており、現在の投資水準の約3倍となっています。
今回の共同声明では、カーボンクレジットの完全性と信頼性を高め、流動性を向上させる経済モデルを目指すことを掲げ、気候変動バリューチェーン全体のステークホルダーへデジタルで検証可能な、整合性の高いカーボンクレジット投資を推奨しています。
両社は資本市場を通じてプロジェクトに資金提供するべく、すでにインドやブラジル、ケニアなどから10億ドル相当の資金調達可能なプロジェクトに関与していることも明かしています。
今後は予想される高信頼性カーボンクレジットの需要増加に対応したプラットフォームの設立と、デジタル検証された再生可能エネルギーおよびリジェネラティブ農業プロジェクトの資本市場流通促進に取り組む予定です。