世界初、Open Forest Protocolがチェーン上でカーボンクレジットの直接発行に成功

世界初、Open Forest Protocolがチェーン上でカーボンクレジットの直接発行に成功

カーボンクレジット発行・検証プラットフォームOpen Forest Protocol(オープンフォレストプロトコル)が、NEARブロックチェーン上でカーボンクレジットの発行に成功したことを発表しました。

従来のReFiプロジェクトでは、オフチェーンで発行されたカーボンクレジットのブリッジおよびトークン化が主流でしたが、今回はブロックチェーンから直接、検証済みクレジットを発行するものとなっており、世界初の事例となります。

発行されたのはコロンビアの森林再生プロジェクトCelsiaで、浸食のリスクを最小限に抑え、在来種の森林を増殖させることを目指すほか、コミュニティ内でノウハウ交換などの教育を実施しています。

Open Forest Protocolが発行するカーボンクレジットは、OCC(オープンカーボンクレジットと名付けられており、プロジェクトによって隔離された1トン分の炭素と1:1で価値が裏付けられています。

またプロジェクトの開始時期や排出量の計算方法、測定値・写真・サンプル区画データといった詳細なデータがIDとして可視化され、高品質クレジットとして相殺することができます。

Open Forest Protocolによれば2024年には計5万ヘクタールを超える65以上のプロジェクトをポートフォリオとして保有するほか、後半にはトークンセールの計画も明らかにしています。