Puro.earth規格のバイオ炭カーボンクレジットを発行へ|GX Labs
グリーンテクノロジーに焦点を当て、オンチェーンプラットフォームによるESG資産のトークン化をおこなっているGX Labsが、Puro.earth規格に裏付けられたバイオ炭カーボンクレジットの発行を発表しました。
GX Labsが2024年に開始するカーボンクレジットプロジェクトの第一弾となる今回のバイオ炭カーボンクレジット発行は、RWA(現実資産)プラットフォームChintai Nexusを活用します。
パイロットとして300万ドル分を発行し、ユーザーは50ドルで購入することができます。これは取引・流通チャネルにおける仲介業者を排除し、コスト削減を可能にしたChintai Nexusのオンチェーン・インフラストラクチャにより実現しました。
Chintaiによれば2030年のカーボンニュートラル達成実現に向け、各国政府はより厳しい排出規制を課すと予測しており、排出量の多い大企業はGX Labsのようなクレジットトークンを購入し、相殺せざるを得なくなると述べています。
また中小企業もクレジット市場で、透明性とトレーサビリティを確保できるようにすることは不可欠なものであるとし、ブロックチェーンを活用し不正防止ができるカーボントークンにより基準引き上げとクレジット市場の完全性実現を目指すとしています。