Binance Launch PAD(バイナンスローンチパッド)の参加方法が「先着」から「抽選」に変更

Binance Launch PAD(バイナンスローンチパッド)の参加方法が「先着」から「抽選」に変更

世界最大手の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)は、自社が主催しているバイナンスのトークン(BNB)を使用した資金調達プラットフォーム、Binance Launch PAD(バイナンスローンチパッド)でのトークン購入方法を、今までの先着順から抽選方式に変更すると2019年3月25日に発表しました

概要は以下の通りです。

  • 次回のBinance Launch PADトークンの発売は、先着順ではなく、抽選方式で行う。
  • 請求できるチケットの数は、Binanceアカウントで抽選日までの20日間、保持していたBNBの額によって異なる。
  • 対象アカウントあたり最大5チケット。
  • 抽選は、透明性のあるランダムシステムを介して末尾の数字に基づいて抽選券を無作為に選択する。
  • アカウントの確認(KYC)と国の制限は引き続き適用する。

抽選に必要なチケットは、以下の条件で得る事が可能です。

上から順に説明すると、BNBを20日間保持していることを前提として、

  • 100 BNB以上、200 BNB未満 → 1チケット
  • 200 BNB以上、300 BNB未満 → 2チケット
  • 300 BNB以上、400 BNB未満 → 3チケット
  • 400 BNB以上、500 BNB未満 → 4チケット
  • 500 BNB以上 → 5チケット

というのが今回のルールです。

例えば、ユーザーが抽選日の19日前に100BNBを持っていたとしても、20日前の時点で10BNBしかもっていなかった場合は、このルールに当てはまらないため、チケットは発行されません。

そのため、もし参加したいBinance Launch PADがある場合には、早めの対応を取る必要があります。

Binance Launch PADに参加したユーザーが5枚のチケット申し込みを行い、そのうち2枚のチケットが当選した場合は、2枚分のチケットのBNBトークンが購入できるようになります。

このような仮想通貨取引所を仲介した資金調達方法(IEO)は、2019年3月現在、世界中の投資家やユーザーから大きな注目を集めています。

たとえば、先日行われた第4回目のBinance Launch PADでも、わずか17分35秒で5億9000万CELR(Celer Network)が完売したことが発表されていました。

一方、こうした注目度の高さからトークンを購入することが非常に難しくなっており、今回のルール変更は、これを解消するためのものとされています。

IEOプラットフォームをリリース予定のOKEx、次は独自ブロックチェーンのテスト開始を発表

Binance(バイナンス)によるIEOで約4.4億円分のトークンが17分で完売