楽天の仮想通貨取引所が6月サービス開始を発表|国内の仮想通貨市場に追い風となるか
楽天グループの連結子会社である楽天ウォレット株式会社は、2019年6月(予定)に仮想通貨取引サービス「楽天ウォレット」を開始することを正式発表しました。
また、それに先駆けて2019年4月15日より新規口座開設の申し込み受付が開始されます。
楽天ウォレットサービスは、「いつ」「どこでも」取引が行えるようにスマホアプリの提供がされる予定で、AI技術を使用した自動応答チャットサービスを導入して、いつでも問い合わせに対応が行えるような環境を配備するとしています。
また、仮想通貨の取引とは切っても切れない関係であるセキュリティ対策については、原則、コールドストレージと呼ばれるオフラインでの管理が採用され、安全性を高めています。
仮想通貨の取引を行うためにはインターネットに繋がった環境下であることが必須条件です。
オフラインで管理を行うということは、仮想通貨にアクセスが出来なくなる(使えなくなる)ということを意味し、物理的に会社に侵入し、情報を抜き出す方法以外に盗難の恐れがないため、非常に高いセキュリティが約束されます。
なお、楽天ウォレットは2019年3月1日に「みんなのビットコイン株式会社」から「楽天ウォレット株式会社」へ商号変更を行い、3月25日付で、仮想通貨交換業者として登録されたばかりです。
他にも、Yahoo(ヤフー)子会社のZコーポレーション株式会社が3月25日より仮想通貨取引所の「TAOTAO」での新規口座申し込みを開始するなど、国内での仮想通貨業界は盛り上がりの兆しを見せています。
このような動きが、国内の仮想通貨市場が下落トレンドから抜け出すための追い風になる事が期待されています。