マスターカードが女性向けの暗号化技術教育プログラムを強化|将来的なエンジニア確保のため
クレジットカード企業の大手、Mastercard(マスターカード社)は、若い女性向けの教育プログラムGirls4Techで暗号化技術に力を入れて投資している事を明らかにしました。
現在、IBM、マイクロソフト、JPモルガン、ペイパル、Facebookといった主要となるハイテク企業は、ブロックチェーンに関して少なくとも1つは投資を行っています。
しかし、この成長が望まれる分野に関して、仕事量に対してのエンジニアの数が足りていない事。そして女性が少ないということに関してMastercardは懸念を持っています。
そのような背景から、同社はGirls4Techの教育プログラムに継続的に投資をしており、Girls4Techを通じて、将来的にMastercardの社員になってもらうことを目指していると語っています。
Mastercardの幹部、Dana Lorberg氏は
「私は長い間テクノロジーに携わってきましたが、暗号化技術は消費者に浸透した最初のテクノロジーの1つで、世界中でとても興味深いものとなりました。暗号化は私たちが今後携わっていきたい事案の中で、非常に重要な部分です。」
と、暗号化技術に対する想いを語りました。
Girls4Techは、化学、テクノロジー、工学や数学(STEM)に関して、若い女性の興味を引き出すために開始されたMastercardの署名教育プログラムです。
Girls4Techはわずか数年以内に、世界中の21か国で75,000人の女の子がこのプログラムに参加するようになり、今後も拡大を続けると語っています。
具体的にMastercardが、Girls4Techにどれくらいの投資をしたのかは明らかにされていませんが、幹部を含む多くの方が、Girls4Techに多額の投資をしたことを認めています。