ブロックチェーンを利用したゲームへの関心高まる|関連トークンの指数を提供

ブロックチェーンを利用したゲームへの関心高まる|関連トークンの指数を提供

仮想通貨の価値を指数化して提供しているAltDexは4月4日、「AltDex Gaming Index」と呼ばれるブロックチェーンゲームカテゴリのベンチマークインデックスを開始したことを発表しました。

このインデックスは、ゲーム、esports、その他の類似のDappsに関連するブロックチェーンベースのプロジェクトの仮想通貨やトークンを追跡するように設計されています。

なお、現在取り扱われているのは以下の13種類です。

Token (THETA)、Enjin Coin (ENJ) 、WAX (WAX)、Decentraland (MANA) 、Kin (KIN) 、Loom Network (LOOM)、MobileGO (MGO)、DMarket (DMT)、Refereum (RFR)、GameCredits (GAME) 、Unikoin Gold (UKG)、Plair (PLA) 、and BitGuild (PLAT) 

仮想通貨業界では2019年はブロックチェーンゲームが注目される年となるといわれています。

4月2日には、ロサンゼルスを本拠地とするLucid Sight社がブロックチェーンゲームを従来のプラットフォームに持ち込むために600万ドルを調達したとの発表がありました。

同社はさらに、デジタル所有ゲーム会社の成長を促進するために1100万ドルを調達し、ブロックチェーンと従来のゲームプラットフォームのギャップを埋めるのに役立つソフトウェア開発ツールであるScarcity Engineも発表する予定としています。

また、フォーミュラ1を所有するLIberty Media社が、ブロックチェーンが実装されたF1のゲームを開発するために香港を拠点とするゲーム会社Animoca Brandsと提携したことを発表するなど、ブロックチェーンが関連したゲームに大きな注目と資本が集まっていることがわかります。

ブロックチェーンゲームには従来のゲームの枠を超えて現実の世界の資産価値をも構築できるという側面がありますが、それはあくまでもゲームとしての面白さを提供できることが最低条件であるため、今後は、開発力のあるゲーム会社のブロックチェーン分野へのさらなる進出が予想されます。

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