ビットコインは2019年5月に復活か|半減期と価格の関係から米投資ファンドが分析
ブロックチェーン、仮想通貨に関する投資ヘッドファンドであるPantera Capital Management(パンテラ・キャピタル)は2019年5月にビットコインの価格が上昇トレンドに転換する可能性があることを発表しました。
パンテラ・キャピタルは、過去のパターンより、半減日の約1年前にビットコインの価格のトレンドが変わることを発見しました。
パンテラ・キャピタルの発表によると過去、2012年にブロック報酬が50BTCから25BTCに半減した日の376日前と、2016年に25BTCから12.5BTCに半減した日の320日前に、ビットコインの価格が上昇トレンドに転換しています。
引用:Pantera Blockchain Letter, March 2019
次の半減日は2020年5月23日と推測されるので、その1年前にあたる2019年5月前後には上昇トレンドに転換することが予想されています。
2018年は仮想通貨業界にとっては「冬」と表現される冷え込んだ時期で、
2017年12月に200万円まで上昇していたビットコインの価格も、2018年に入ると一気に下落し、36万円~45万円付近を推移していました。
しかし、2019年4月に入りその価格は急な上昇を見せ、4月9日現在では58万円にまで上がっています。
2019年に入り日本でも新たな仮想通貨交換業者が2社登録されたり、Yahooが出資する仮想通貨取引所「TAOTAO」が5月にサービスを開始することを発表したりと、相場に対する好材料も増えていましたが、今回のパンテラ・キャピタルの分析結果も今回の上昇の理由の1つではないかと推測がされています。