バイナンスのハッキング被害の影響で仮想通貨市場は全面安|しかし下落幅は限定的に収まる模様

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バイナンスのハッキング被害の影響で仮想通貨市場は全面安|しかし下落幅は限定的に収まる模様

世界最大級の仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)が日本時間の2019年5月7日17時ごろ、ハッキングを受けて7,000BTC(約44億円)のビットコインが盗まれたことを発表しました。

これを受けて仮想通貨市場は全面安となり、ほぼすべての通貨の価格が下落しています。

仮想通貨時価総額の上位10位以内の通貨では特にBinance Coin(BNB)の下落が大きく、24時間で6.95%の下落となっています。

引用:CoinMarketCap

今回、世界最大の取引所であるBinanceがハッキング被害を受けたことで、仮想通貨そのものへのイメージダウンにも繋がりかねない状況でしたが、ビットコインの下落は0.25%に踏みとどまっており、仮想通貨の価格の下落は限定的であるといえます。

また、週ペースでみると約9%の価格上昇を保っており、このような状況下においても、その価値は継続されていると判断できるでしょう。

引用:CoinMarketCap

なお、このような状況で収まっている最も大きな理由については、Binanceの対応が非常に迅速かつ丁寧であったことが考えられます。

BinanceのCEOであるCZ氏は、ハッキング事件の発表から4時間ほどで全世界のユーザーに対してライブ動画配信を行い、状況を説明しました。

元々このライブ配信を行った時間には、AMA(Ask Me Anything、私に何でも聞いて)を行う予定でしたが、大企業の代表としては異例の早さでの会見といえます。

ユーザーや投資家などの関係者は、こうした対応に対して好感を持ったため、市場への影響も少なくて済んだと言われています。

なお、現在Binanceではシステムの回復と再構築が行われています。これらの作業が全て終わり次第、入出金や取引を再開する予定ですが、データ量の大きさから1週間ほどかかるとしています。

バイナンス取引所が約45億円のハッキング被害|ユーザーへの影響は無し