コインベースの仮想通貨オンライン学習サービス「コインベース・アーン」がイオスもサポート対象に
学習報酬には最大約10ドル相当のEOSトークン
仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)が提供する仮想通貨オンライン学習サービス「コインベース・アーン(Coinbase Earn)」で、学べる仮想通貨としてイオス(EOS)が新たに追加されました。
Learn EOSIO, earn EOS. Starting today, Coinbase customers in up to 100 countries can earn up to $10 worth of EOS by learning about the EOSIO protocol and EOS: https://t.co/rY8hCVPz8J pic.twitter.com/jTvLFQM2dy
— Coinbase (@coinbase) June 2, 2019
コインベース・アーンは米大手仮想通貨取引所コインベースが提供する仮想通貨のオンライン学習サービスです。
現時点では、イオス(EOS)・ステラ(XLM)・ジーキャッシュ(ZEC)・ベーシック・アテンション・トークン(BAT)・ゼロエックス(ZRX)がサポートされています。
コインベース・アーンの特徴としては、学習プログラムの流れの中で出題されるクイズに正解すると学習報酬として、仮想通貨が受け取れる点です。
今回サポートが追加されたイオスでは、最大約10ドル相当のイオストークンが学習報酬としてもらえるように設定されています。
仮想通貨に関しては、認知度の高さとは裏腹に「理解が追い付いていない」というのが現状でしょう。
仮想通貨という言葉自体は、大手メディアの報道でも使用されることが多く、一般的に、その認知度は高いと言えます。
しかし、技術的な側面や各銘柄が持つ特徴などについては、あまり認知されてはいません。
コインベース・アーンのようなオンライン学習サービスが増えれば、こうした問題も解消するかもしれません。
なお、現在は日本に向けたサービスの展開はなされておらず、利用可能地域から外されています。
引用:Coinbaseより
しかし、運営元となる仮想通貨取引所コインベースの日本進出の動きが活発なことは有名です。
2016年に三菱UFJフィナンシャル・グループから出資を受けたことを皮切りに、日本進出に関する報道が各所で度々報道されるようになりました。
2018年6月には、日本法人も設立され、現在は仮想通貨交換業者として金融庁の登録を待つ段階にあるようです。
仮想通貨交換業者として金融庁に正式に認められれば、仮想通貨交換所としてのサービス以外にも、同取引所が運営するサービスが日本で利用可能となる可能性も考えられます。