バイナンスリサーチ、ビットコインをポートフォリオに組み込む有効性を発表

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バイナンスリサーチ、ビットコインをポートフォリオに組み込む有効性を発表

Binance Research(バイナンスリサーチ)からポートフォリオマネジメントに関する調査の第一弾レポートが7月25日に公開されました。

このレポートでは、運用資産クラスの中にビットコインを組み込むことの有効性について言及されています。

近年、主要国の長期金利が非常に低い水準にあるという現状の中、株式・債券等の運用パフォーマンスが振るわず、安定的な運用利回りの確保が厳しくなっているという現状が投資家にとって大きな課題となっています。

このような状況の中、これまで主流とされてきた株式や債券などの「伝統的資産」を中心としたポートフォリオの構成から、不動産やインフラ、ヘッジファンドといった「オルタナティブ資産」をポートフォリオに組み込んだマルチアセット戦略が注目を集めています。

マルチアセット運用とは、グローバルに分散された複数の資産クラスや運用スタイルへのエクスポージャーを獲得するためのプロセスと言えます。 マルチアセット運用では、株式や債券などの伝統的資産と、不動産やコモディティなどのオルタナティブ資産を組み合わせることもあります。

今回のバイナンスリサーチの調査結果では、マルチアセット戦略によるポートフォリオに対するビットコインの有効性について

・ビットコインと他金融商品との相関が低いこと

・ビットコインのボラティリティが減少傾向にあること

などを理由として、「マルチアセットポートフォリオにとってビットコインの有効性は高い」ことが結論づけられています。

2011年~2019年までに、ビットコインの価格は1ドル未満の価格帯から、20000ドルの水準まで変動し、大きな価格変動を見せてはいるものの、その変動率が減少していることに言及し、仮想通貨市場(業界)が成熟するにつれてビットコインのボラティリティはさらに低下する可能性があるという見解が示されています。

引用:バイナンスリサーチより

市場の成熟、つまり市場参加者の増加は、流動性の安定化に不可欠な要素です。

また、ビットコインと他金融商品との相関係数の中央値は0.1未満と低く、他資産クラスとの間に有意な相関関係が見られないことについても言及されています。

ビットコインと他金融商品との価格変動が無関係なものであるならば、それらをポートフォリオに組み込むことで、利回りの安定化を図れる可能性は高まると言えるでしょう。

2019年、ビットコイン価格の高騰が注目を集める中、米中貿易摩擦に起因する国際情勢の先行き不安や英国のEU離脱に対する先行き不透明感を背景に、既存の金融商品からビットコインへの投資資金流入が起こっている可能性があるといったことが議論の対象となる場面も度々見られるようになりました。

今後、「投資対象としてのビットコインの有効性」について、市場の関心は高まっていると言えるかもしれません。

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