Bakktのビットコイン先物は9月23日に開始か|同社CEOケリー・レフラー氏がブログで公表

Bakktのビットコイン先物は9月23日に開始か|同社CEOケリー・レフラー氏がブログで公表

Bakktが提供するビットコイン先物取引が9月23日から開始される見込みであることが判明しました。

同社CEOを務めるケリー・レフラー氏がMedium上で発表しています。また同社の公式ツイッターでもこの記事を紹介するツイートがなされています。

Bakktはニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が、ビットコイン先物取引プラットフォームを開設する目的で設立された子会社です。

昨年の夏頃から、ICEがビットコイン先物取引の提供を行うための準備を進めている様子が様々なメディアで報じられてきました。

当初、2018年12月にビットコイン先物取引の提供を開始する計画が報じられていましたが、現在に至るまでに2度の延期を経て、ようやくサービス提供開始の準備が整ったと考えられます。

昨年末には、サービス提供開始の無期限延期も発表され、準備に難航している様子も伺わせていました。

ケリー・レフラー氏はブログの中で、取引に関わる資産管理を行うために新たに設立される有限責任信託会社Bakkt Trust Companyがニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から認可を受けたことを発表しています。

Bakktが提供を目指してきたビットコイン先物取引は、現物受け渡し。

ビットコイン先物取引の提供開始には、ビットコインの現物を保管する認可を受けたカストディアンが必要となります。

今年7月に、Bakktはビットコイン先物取引のテストを開始していましたが、正式に取引サービスの提供開始を実現するにあたり、Bakktがニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)からカストディアンとしての認可を受けることができるのかという点が焦点となっていました。

今回の発表を受け、晴れてこの難関は超えたことが明らかとなりました。

Bakktのビットコイン先物取引の提供開始の是非や時期については、発表当初から様々な方面から注目を集めており、市場に対する影響力が強いという見解を示すアナリストも存在しています。

Bakktのビットコイン先物取引の提供開始が間近に迫る中、市場の反応にも目が離せません。

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