バイナンスコイン、Galaxy S10搭載のウォレットがサポート開始
バイナンスの独自仮想通貨バイナンスコイン(BNB)がGalaxy S10に搭載される仮想通貨ウォレットの対応可能銘柄に追加されたことが明らかとなりました。
バイナンスのジャオ・チャンポン氏(通称CZ氏)が同話題の記事とともにツイートで紹介しています。
https://twitter.com/cz_binance/status/1167387925861953536
Galaxy S10はサムスンが販売するスマートフォンで、Galaxyシリーズはサムスンの主力製品でもあります。
日本では今年5月~6月にかけて最新シリーズとなるS10が販売開始されましたが、日本国内で販売されているモデルにはこのウォレット機能は標準搭載されていません。
Galaxy S10搭載のウォレットが新たにサポートする銘柄はバイナンスコインだけではなく、米ドルと連動するステーブルコイン「TrueUSD(TUSD)」や「USDコイン(USDC)」、同じく米ドルと連動するステーブルコイン「Dai(DAI)」との関連性が深い「Maker(MKR)」も追加対象となっているようです。
今回の追加により、サポート対象銘柄は33種類となり、様々な仮想通貨を保有しているユーザーにとっては非常に利便性の高いスマホとなると言えます。
また、今年8月にはGalaxy S10でPundi Xのウォレットアプリ「XWallet」が利用可能となったことも明らかとなりました。
Pundi Xは仮想通貨を利用したキャッシュレス決済を可能とするシステムの開発などを手がけていることで有名です。
こうした仮想通貨決済領域で強みをもつPundi Xとの連携も併せて注目すべきポイントと言えるでしょう。
また、国際的にキャッシュレス決済が進みスマートフォンでの決済シーンも増えていく中、競合する各社はどのような動きを見せるのかという点も気になるところです。