インドのIT企業がブロックチェーンを使った自動車修理検査アプリを発表

インドのIT企業がブロックチェーンを使った自動車修理検査アプリを発表

ニューヨークを拠点とするメディアPR.comが27日、インドのIT企業スマートサイトイノベーションが、米国を拠点とするクライアントと車両検査支援プラットフォーム用のモバイルアプリを開発したことを発表しました。

スマートサイトイノベーションはウェブ開発、iOSやアンドロイドアプリの開発を行っている企業です。また、クライアントの名前は機密保持契約のため伏せられています。

「多くの事務処理の節約に加えて時間も節約」

スマートサイトイノベーションの関係者は、

「自動車技術者が手順の中で必要な修理と検査を完了するためのワークフローを作成しました。フレームワークは、技術者から提供された検査データを分析し、ブロックチェーンを使って保存します。

アプリを使用する自動車整備士は、スペアの写真や車両検査後のコメントを含めて修理作業の詳細を送信することができます。

今回開発した手順によりデータ入力作業が自動化されるため、多くの事務処理の節約に加えて時間も節約できます」

と話しています。また、

「車両が検査基準のひとつに引っかかった場合に技術者は、ドライバーや車の所有者に即時に通知を送ることができます。

予定された点検やメンテナンス活動のためにソフトウェアは、ドライバーにアラートを送信するようプログラムできます。点検レポートはデジタルで利用できるため、法執行機関からの要求に応じて車両のドライバーがレポートを作成できます。

スマートサイトイノベーションのエンジニアは、プラットフォームのウェブサイトのフロントエンドだけではなくアンドロイドのアプリにも取り組みました。

バックエンドはブロックチェーン技術を使用し、大本のアンドロイドアプリはアンドロイドスタジオとJavaで開発されました。

ウェブサイトの他の部分は、クライアントの専門家チームが担当しています。データは州や連邦のさまざまな基準に準拠した形で保存されています。」

と語っています。

「数時間を必要としたすべての手順が数分で完了する」

今回の発表によると、開発されたアプリケーションは、車両の直面している問題の概要の作成、監督者への通知、部品の写真撮影、車両所有者への詳細なレポート提供に役立つとしており、過去10年間に完了するまで数時間を必要としたすべての手順が数分で完了するとまとめています。

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