テレグラムがTONプロジェクトを断念
テレグラム創業者のパベル・デュロフ氏は、テレグラムのテレグラム・オープン・ネットワーク(TON)プロジェクトは、米証券取引委員会(SEC)との訴訟のため中止すると自身の公式ブログで発表しました。
SECが裁判所で仮処分命令を勝ち取ったことで、テレグラムはTONを立ち上げたり、グラムトークンを販売したりできなくなっていました。
この仮処分命令が下された2週間前、テレグラムは2021年月のTONの立ち上げを目指し、出資者には即時の72%の返金か、1年後の110%の返金の選択肢を提示していました。
今回の発表で正式に立ち上げを断念することが明らかになりましたが、出資者への返金については触れられておらず、詳細は不明です。
独自にTONの立ち上げを目指すコミュニティの存在をデュロフ氏も認識しているようですが、デュロフ氏やテレグラムは全く関与しておらず、投資家に注意を呼び掛けています。